様変わりした「学生の飲み会」 「未成年も参加」版で大変なコト

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   年末・年始と酒好きの方にとっての至福の季節も過ぎ去り、学校も会社も年度末に向けてラストスパートという時期に入ってきた。忘年会・新年会と飲み過ぎた方は、追いコンや歓送迎会までしばし休肝期間ということで。

   特に法律が変わったわけではないが、我々が学生だった頃は「大学に入った」=「大人」=「お酒もちょっとぐらい・・・」という感覚だった気がする。例えば、サークルや部活での「新入生歓迎会」で「ソフトドリンク」でコンパを行っていたとは記憶していないなぁ~。

居酒屋などでも学生証の提示を求められる

お疲れっす
お疲れっす

   私の知人は「新歓コンパ」で飲み過ぎて吐血して、救急車で運ばれたことがある。ちなみに、その知人は、ホスト側の2年生で、新入生の「かわいいリケジョに飲まされすぎて」そういう目にあったらしい。なかなか強者の新入生がいたものである。

   知人いわく、そのリケジョ

「お母さんが飲めないんで、私が高校生の頃からお父さんの晩酌の相手をしてたんです~」

って言っていたらしい。ダメでしょう、お父さん、法律違反ですよ。まあ、とうに時効ですけど。

   そうそう、その知人、吐瀉物中の胃液で喉が少し切れての吐血で、救急車を呼ぶほどのことでもなく、病院でも相当絞られたらしい。多分、「後輩に潰された先輩」ということでサークルでも舐められたんじゃないかな~。

   もともとダメなのだが、特に最近では未成年のアルコールは厳禁である。ましてやその現場に教員が同席していたりすると、進退問題になっても不思議ではない。居酒屋などでも学生証の提示を求められ、年齢確認をされたりする。20歳以上の人数分だけジョッキが配られ、20歳未満はソフトドリンク用のコップとう具合である。そういう理由だけでもないが、未成年者を含む学年を縦断した宴会というのは、なかなか参加しづらいというのが正直な感想である。

   その点、研究室の飲み会はまだ気楽である。4年生以上であるから、超天才やオリンピック級の才能を持ち飛び級をしていない限りは、成人した大人ばかりの宴会である。アルコールを摂取しても法律的になんの問題もない。当然、救急車で運ばれることなど問題外ではあるので、適量をわきまえてではあるが。

飲み会代、「皆平等」を主張した先生は・・・

   学生との飲み会であるが、お財布が限られる・・・というか、稼いでいるのが私一人なので、ある意味大変ではある。まあ、学生あっての研究室なので必要経費という訳で・・・

   私が学生の頃「皆平等」というポリシーを持った先生が居た。後輩が研究室の忘年会で、

   「参加費:教授8000円、助教授7000円、助手5000円、学生3000円」と計画をたてた。

   その先生、

   「なぜ、同じ金額じゃないんだ!私は学生の頃、先生に奢ってもらったりしても全然嬉しくなかった!!」と怒鳴りこんできた。という訳で、皆同じ4000円の参加費で決着。

   その助教授の先生、会計の際にニコニコ笑いながら5000円出して、皆に聞こえるように「お釣りはいいよ」とドヤ顔。

   どうせなら、最後までポリシーを貫いて1000円のお釣りを要求すりゃいいのにと、皆、心のなかで思っていたに違いない。他の先生方は、裏でコソッと幹事に1万円ずつ渡していた(翌日、子育て真っ最中の若手の助手の先生には一部返金)。まあ、人のポリシーに「ケチ」を付けるつもりは無いけどね。ちなみにその助教授の裏のアダ名は本名をもじってって「ケチ」だったけど・・・(プロフェッサーXYZ)

プロフェッサーXYZ(えっくすわいじぃー)

国立大学を卒業し大学院修了後、助手として勤務。現在は東日本の私立大学の教授であり、フラスコを持ったリケジョの研究指導をしたり、シュレディンガー方程式に頭を悩ませる男子学生の教育を行ったりしている。受験戦争世代と言われた時代から、バブル世代、ゆとり世代、そして、ゆとりは終わった?という現代まで様々な教育・研究現場を肌で体験している。大学教育のみならず初等~高等教育の現場とかかわりを持ち、日々「良い教育は?」の答えを模索し続けている。ちなみにカクテル好きというわけではない、下戸である。また、「猫」も飼っていない。
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