こんな上司にはついて行かない 部下は見ている「アノ時の姿」

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   管理職として必要なことの1つに『信頼感』があります。

   これは、いろいろな会社で社員に聞くと必ず出てくるキーワードです。

   私は、1つの会社で管理職研修と一般社員研修を1年間、毎月実施することがあります。

   管理職研修では『どのような管理職であるべきか?』ということをテーマに考えてもらいます。一般社員研修では『理想とする管理職はどのような人か?』ということを聞きます。

失敗した時に上司がどう対応するか

失敗しちゃった・・・
失敗しちゃった・・・

   これをやることによってその会社の管理職像が見えてきます。

   以下のようなことが挙がってくることが多いです。

リーダーシップがある、部下の話を聞ける、自らが手本となるような行動を示している、
決断力がある、冷静に物事を判断できる、公平に接する、いざという時に頼りになる、
ビジョンが明確である、人をやる気にさせる、叱れる、褒める・・・

   いろいろ出てきますが、会社によって出てくる内容は異なります。

   必ずと言っていいほど、どの会社でも出てくることがあります。

   それは『信頼できる人』です。管理職と一般社員の両方から出てきます。

   では信頼されるにはどうしたらいいのでしょうか?

   意見をまとめていくと次の3つに集約されてきます。

・言行が一致している
・部下の失敗の責任を取れる
・公平に接する

   部下は、上司が言ったことと実際の行動が合っているかどうかを見ています。

   正論を言っても、行動が伴っていなければ「あの人が言っていることは立派なんだけどね・・・」

という風に感じるようです。

   そして、一般社員側から一番出た意見としては「失敗した時に上司がどう対応するかで、この人についていくかどうかを考える」ということでした。

   部下が失敗しても責任をなすりつける上司もいれば、知らんぷりをする上司もいるらしく、「そのような人は上司としてどうなのか?」と言っていました。

   世間でも言われている通り、部下の責任を取るのが上司の仕事でもあります。

「最近の若いヤツらは失敗を恐れてやらないんですよ!」

という人がいますが、やらない理由の1つに失敗したら責任を押し付けられるということもあるようです。

野崎大輔(のざき・だいすけ)

大学卒業後に無職、離職を繰り返し社労士として独立し、企業の労使トラブルの解決に奔走する。2013 年7 月に自律型人材育成専門コンサルティングを行うデストロイ・ジャパン株式会社の創業メンバーに加わり、専務取締役に就任。社員が自発的に行動する組織作りに注力している。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』(講談社)、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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