美人用のドアと「普通」用 女性はどちらを使うのか

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   ユニリーバのシャンプーブランド「Dove」が、サンフランシスコ、サンパウロ、上海、ロンドン、デリーで、一般人女性を対象にある実験を行った。

   それは、ショッピングモールやオフィスビルの一階にある2つの入り口のうち、1つには「Beautiful(美人)」、もう1つには「Average(普通)」というサインを掲出するというもの。

しばらく経つと、連鎖的に・・・

一列に並んで「普通」をくぐる女性たち
一列に並んで「普通」をくぐる女性たち

   この実験は国は異なれど、やはりどの女性にとっても意地悪だったよう。苦々しい顔をしながら、また当然のように、どの女性も「普通」のドアをくぐっていく。ときには、モールの前まで来たにもかかわらず、不快感を示して入るのをやめるひとも。無理もないだろう。

   しかし、しばらく経つと意外なことが、連鎖的に起こり始める。

   友人などと複数人で訪れたグループのうち、おそらくユーモアのある一人が「美人」のドアをくぐると、他のひとも恥ずかしそうにしながらそれに続く。中には手を引かれて、無理やり選ばされるひともいたが、そのときの表情はまんざらでもないというか、楽しそうだ。

   実験後のインタビューでも、女性たちは吹っ切れて、自信を取り戻したかのように、「もう一度チャンスがあったなら、私はかならず美人のドアをくぐりたい」「美人のドアは私のために開いているのだと思う」と心境を語った。

   自分を美しいと思うことは悪いことなんかじゃない――。自分を磨く女性をサポートする「Dove」というブランドのメッセージが、この実験動画を見た女性の心に優しく残りそうだ。日本人の女性なら、この実験にどのように反応しただろうか、とも考える。(岡徳之)

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