役員の若返りを図るぞ、85歳の私を除いてな スズキ会長、5年後までは続投方針

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   スズキの鈴木修・会長兼社長は、今後5年かけて役員の平均年齢の若返りを図る方針を、2015年5月11日の決算会見で明らかにした。その一方で、自らの進退については「私が一番先に辞めればいいが、そうもいかないと、自惚れをもっている」と語り、少なくとも5年後の2020年までは続投する考えを示した。鈴木会長は現在85歳。

   スズキは同日、田村実・代表取締役副社長と相澤直樹・取締役専務役員が6月26日付で退任する人事を発表。鈴木会長は「自動車業界の中で(スズキが)取締役の平均年齢も、専務役員以下の執行役員の平均年齢も比較的高くなっているという指摘を頂いた」と明かしたうえで、「(自分以外の)取締役の最年長者、それから執行役員の最年長者を1名ずつ辞めて頂いて、これから5年間で若返りを図ることにする」と述べた。

   6月で退任する田村副社長は66歳、相澤専務は63歳。

   鈴木会長は、1978年に社長に就任。2000年に社長を辞めて会長に就いたが、08年に会長兼社長に復帰した。

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