仕事中の「激怒」で心臓発作に!? こんなに高まる発症リスク

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   「新入社員、本当に使えなすぎてイライラするんだけど!」「新人がミスしても、私が全部悪いことになってて、仕事できない人みたいになってるの、すげぇムカつく!!」・・・2015年も4月以降、ツイッターでは、仕事に慣れない新人を相手に、怒り心頭の声が目立つ。

   新人のミスにイライラ、上司には「お前の教育がなってない」と、自分のせいにされ、怒りは爆発寸前・・・そんな時、あなたの体は「悲鳴」をあげているかもしれない。激しい怒りは、心臓発作のリスクを高めるという調査結果が、公表されたのだ。

「ものすごく腹が立つ出来事」の直後は「8倍以上」に

激怒しているよ
激怒しているよ

   米デューク大学、医療センター行動医学研究所の所長らがまとめた論文によると、「ものすごく腹が立つ出来事」の直後には、心臓発作のリスクが8倍以上も高まった。また、オーストラリア・シドニーの急性心血管診療所が、心臓発作が確認された300人以上の患者に、心臓発作が起こる前の48時間に、何らかの怒りの感情を経験していたかどうかについて聞いた結果、「極端な怒り」を覚えた患者は、2時間以内に心臓発作を起こすリスクが、通常より「8.5倍」も高いことが分かったという。ウォール・ストリート・ジャーナル日本版「『激怒』は健康に悪い、心臓発作リスク8.5倍=調査」(2015年3月24日)が、内容を紹介した。強い怒りを感じると、血中には「アドレナリン」や「コルチゾール」といったホルモンが放出される。その結果、心拍数や血圧が上昇するそうだ。

   記事を受けて、ツイッターでは、「8.5倍という数字は衝撃的ですねΣ(´□`;)」とか、「ひぃっ。穏やかに生きたい・・・」と、恐れをなすつぶやきが相次いだ。一方、「あなたをいつも怒ってる上司は、もしかしたら近いうちに・・・むふふふ」と、意味深(?)な反応も。何はともあれ、「激怒」は健康に悪そうだ。一体、どうすれば怒りを鎮めることができるのか。

心の中で「私は怒っている!」と、ゆっくり3回叫ぶ

   女性向けニュースサイト、「BizLady(ビズレディ)」の記事、「怒り爆発させたら大損! 相手にムカついても『感情を抑える』4つの方法」では、『オックスフォードの教え方』 (岡田昭人著、2014年、朝日新聞出版)を参考に、「感情の爆発を抑えるコツ」を紹介している(2015年1月15日)。

   それによると、怒りを爆発させないためには、深呼吸をすることや、「少し考える時間をください」などと言って、5分ほどの「インターバルをとること」が、重要らしい。また、感情を読み取られないようにするため、「少し目を閉じる」のも有効とのことだ。そうしている間に、心の中で「私は怒っている!」と、ゆっくり3回叫ぶのもよい。これは、問題となっている事柄から、「いったん意識を離れさせる」ためだ。怒りをぶちまけ、心身ともに不健康になるよりは、冷静になるテクニックを知っておいて損はないだろう。一方、ツイッターでは、「飲むぞ!!! 飲んでこの怒りを静めるぞ!!!」という人もいた。(KH)

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