女性管理職の6割が、ふだんのスーツにかける費用が「5万円以上」であることが、日本経済新聞社の調査でわかった。同紙が2015年6月13日に報じた。調査の対象は、部長級以上の女性。管理職になってからスーツを着る機会が増えた人は、63.3%にあたる410人に達した。
ふだん買うスーツの価格は「5万円以上」が6割を占めた。最多の価格帯は「5万円未満」で40%だったが、「5万~7万円未満」が27%、「7万~9万円未満」が16%と続き、「15万円以上」も2%いた。
保有するスーツの数は「10着以上」が約半数にあたる46%と最多。「4~6着」が26%で続いた。
また、「気に入ったスーツがあった場合、いくらまで出していいか」については、「5万~10万円未満」が39%で最多。「10万~15万円未満」が27%、「15万~20万円未満」が15%と続き、「25万円以上」も7%にのぼった。
なお、アンケートは5月26~31日、日経電子版などを利用する際に必要な「日経ID」に登録した女性会員のうち、部長級以上を対象に実施。40~50歳代を中心に648人から回答を得た。