2024年 4月 20日 (土)

副業で「月4万3000円」は簡単? 現代ビジネスパーソンのサバイバル術

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   給料は上がらない、転職にも踏み切れない・・・となると、中には「副業で収入を増やせないか」と、考える人もいるだろう。最近は、ネットで気軽に副業ができる、とのイメージも広まっている。

   が、日本企業の多くは、就業規則で「副業は禁止」を掲げている。ただ、本業へ支障をきたさない範囲であれば許可する、というケースもあるようだ。ある調査では、若手ビジネスパーソンの2割が「副業」をしており、副業の平均月収は4万3000円だった。

11年調査「副業をしている」20%

 副業したくても・・・
副業したくても・・・

   ツイッターを見ると、さまざまな『副業事情』があることが分かる。「看護師しながら、ドトールのバイトで副業してる」という人、「給料日前で、お金なさすぎるからヤフオクで副業・・・」という人もいれば、「なんかバイトやってみたいなあ。副業してる人っているのかな?」と、副業に興味を示す人も、けっこういるようだ。

   朝日新聞デジタルの記事、「(be report)今どきの副業事情」(2015年6月13日)によると、終身雇用が崩れ、先行きの見えない昨今、「積極的に副業を推奨する企業も現れている」という。記事で紹介されている、転職サービス「DODA」が11年に行なった調査(対象は25~39歳の正社員800人)によると、「副業をしている」人は20.1%で、副業の平均月収は4万3000円だった。4年前の調査なので、スマホや「フリマアプリ」などが普及した今は、さらに「副業している人」が増えているかもしれない。

   記事では、副業紹介サイト「フクポン」を運営する「ネットピコ」(本社・東京)代表の、中野貴利人氏に取材している。彼によると、「学生アルバイトと競合しそうな飲食の分野でも、深夜営業でアルコールを提供する店などでは、知識や経験が豊富な社会人の方が、むしろ歓迎される」とのこと。

   さらに記事によると、「専業禁止」を企業理念に掲げる会社まで出てきた。ウェブサービスを手がけるエンファクトリー(本社・東京)だ。同社のホームページを見ると、確かに大きな文字で、「専業禁止!!!~生きる力、活きる力を身に付ける~」と、ある。

副業のメリットとはズバリ・・・

   「必ずパラレルワークをすることが全員必須ということではない」が、時には、自分が「主」の立場で実践するパラレルワーク(副業)によって、「喜び、苦労して身に付く『生きる力、活きる力』があるとも思っています」としている。「いろんな事を複線化することで、様々な気付きや機会を得ることもあるでしょう。答えは1つではありません。大事なのは自ら考え、デザインすることです」。確かに、終身雇用制が実質的に崩壊した現在、「パラレルワーク」によって将来の可能性を広げていくことも、必要かもしれない。それが、今の勤務先での「成果」に結びつくことだって、あるだろう。

   ツイッターをみると、「本業も副業も楽しくこなす! 充実した仕事とやりがいで、私生活も本物の『ゆとり』へ・・・最近のテーマです」という人もいれば、「内職というか副業の1つで、ちまちまお話を創作してるんだけど、新しいテーマで書いてみませんか? という提案が。これまで1本100円くらいだったのが200円になり、長期契約なので、全部頑張れば8万円・・・!!」など、前向きに頑張っている人も、いるようだ。

   一方で、「副業したくても時間がなぁ・・・お金がない。時間も足りない。不定休なのも辛い。一体どうしろと!」と、お怒り気味の人もいた。(KH)

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