2020年 1月 26日 (日)

就活暴走「バカ親」批判を超えて この「一手間」が親子を救う

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親の時代の背景を考える

   では、就活における親子対立で学生の側が困りごとを解決するためにはどうすればいいでしょうか。

   それは、親の時代背景を考えたうえで、現状や近未来がどう変わっていくか説明することではないでしょうか。

   学生からすれば、なんでそこまで、と思うかもしれません。が、困りごとを解決する、というのは「なんでそこまで」をやることです。その対象が、親なのか、会社の上司なのか、取引先相手か、その違いだけです。

   では、親はなぜ学生にとって、困ったこと=暴走してしまうのでしょうか。

   それは、親の時代の就活・社会人経験から話すためです。

   これが男性、かつ、採用業務などを少しでも担当している親ならまだそこまでひどくはありません。

   問題は女性、つまり、母親です。現在の就活学生の母親が20代だったのは、1980年代から1990年代にかけて。

   この時期はちょうど、男女雇用機会均等法制定(1985年)、総合職の誕生(1986年ごろ)、総合職の大幅な縮小(1990年代前半)、一般職の賃金差別訴訟の続出(1990年代後半)など、女性の働き方が大きく変わっていった時期です。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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