パナソニック、国内の照明2工場を閉鎖 従業員250人は配置転換

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   パナソニックは、子会社で発光ダイオード(LED)の照明器具を生産する「パナソニックライティングシステムズ」の大阪府枚方市と京都府八幡市の2工場を、2015年9月末に閉鎖し、生産を他の2工場に移す。利益率が低迷する照明事業の拠点を集約することで、効率アップを図る狙いがある。約250人の従業員は配置転換する。

   生産ラインの移設先は伊賀工場(三重県伊賀市)と春日工場(兵庫県丹波市)。伊賀と春日に約10億円の設備投資をして生産能力を3割引き上げるという。

   枚方と八幡の従業員のほとんどは、伊賀と春日に異動するが、パナソニックは「全員ではない」と話している。

   枚方は1967年、八幡は1990年に生産がはじまり、店舗・施設用や住宅向けの照明器具・部品を製造していた。すでに15年8月から生産調整に入っており、9月末までに生産を止める。閉鎖後は売却するとみられる。

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