2024年 3月 29日 (金)

今の季節に「会社へ行きたくない」 あの病気かもしれません

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   シルバーウィークも終わり、年末へ向けて仕事もエンジン全開!

――というビジネスパーソンは、少数派のようだ。ツイッターを見れば、「今日は結構仕事してるはずなのに! 時間が進むのが遅い!シルバーウィークの呪い!?」とか、「連休明けで仕事勘がなかなか戻らず。ほんとだるい無理(笑)」などのつぶやきが、多く投稿されている。その「だるさ」、実は「9月病」だったりして・・・。

9月の「ストレス」は、10~11月より高い

何かダルいな・・・
何かダルいな・・・

   「働く男女の4割は『9月病』」――そんな調査結果が、働く人のストレス等について研究する、GABA(ギャバ)・ストレス研究センターによって公表された(2015年9月7日)。10代~60代男女1200人を対象に、「ストレスを感じるか」聞いた結果、45.1%がストレスを感じており、職業別では「ビジネスパーソン」(49.5%)のストレス率が最も高かったそうだ。

   「季節別のストレス度」をみると、「夏(6~8月)」が53.4%で最も強く、次いで「春(3~5月)」(46.1%)、「冬(12~2月)」(45.7%)、「秋(9~11月)」(35.2%)。秋はストレス度が最も低いものの、「月別」で見ると、また違う結果がみえてくる。「9月」のストレス度は42.4%と、10月(31.4%)や11月(31.9%)と比べ、10ポイント以上も高いのだ。特に、働く男性(47.5%)と働く女性(44.2%)のストレスは最も強い。

   これを受けて、同センターでは「9月病」への注意を呼びかけた。春からのストレスがたまった上に、酷暑で体力を消耗した結果、心身に不調が出ることや、長期休暇明けに精神状態が不安定になる状態が「9月病」だ。ビジネスパーソンに増えているといい、「5月病」と同じように、「抑うつや無気力、疲労感、不安感、焦り、不眠や過眠」の症状が出る。同センターが、20~40代の働く男女1800人に聞いた結果では、なんと4割が「9月病の実感がある」と回答。ビジネスパーソンの2.5人に1人は、「9月病経験者」なのだ。

   ツイッターでは、心身の不調=「9月病」に悩まされる、ビジネスパーソンたちの悲痛な叫びが多く見つかった。

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