2020年 7月 13日 (月)

就活「解禁」まだまだ迷走の予感 「6月はダメ」なこれだけの理由

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   競馬で言うところの長期休養明けとなる石渡です。(2015年)11月刊行の『女子学生はなぜ就活で騙されるのか』(朝日新書)が草稿を土壇場までずらしまして、バタバタしておりました・・・。

   さて、今回のテーマは「17卒の就活時期」。ここ最近、急な動きがあってバタバタと決まり、まだまだ尾を引いています。

16卒就活が変わった理由

結局どうなるの?
結局どうなるの?

   まず、16卒就活の時期変更からおさらいします。15卒就活まで、3年12月広報解禁・4年4月選考解禁でした(以降、12月・4月と略)。広報解禁とは、説明会開始・ナビサイトの本オープンなどを意味します。選考解禁は文字通り、選考を開始することです。

   この、「12月・4月」が完ぺきだったか、と言えばそうではありません。もともと、2013年卒までは「10月・4月」、つまり、広報解禁が3年生10月でした。これでは、学業を阻害する、ということで12月に変更になったのが、2013年卒から。

   ところが、2012年に政権が交代、第2次安倍内閣が成立すると、翌年、2013年にさらなる時期変更が一気に決まります。

   政府要請を受ける形で、経団連は「3月・8月」、つまり、広報解禁3年3月、選考解禁が4年8月としました。

   これも、理由は大学生の勉強と留学。つまり、時期変更によって、大学生が勉強しやすく、そして留学しやすくするようにしたのです。

   さらに、以前から言われていた「就活の長期化」。これで学生が疲れ切ってしまうため、それを防ぐためにも短期間で選べるようにすることも、目的の1つでありました。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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