働く女性の脱力「聖夜」事情 クリスマスがSNSのせいで激変!?

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   もうすぐクリスマスですね。「今年はどんな風に過ごそうかな」とワクワクしている人もいれば、「クリスマスなんて・・・」と、やや斜に構えている人も、いるのではないでしょうか。

   結婚式場を展開するアニヴェルセル(本社・神奈川)が、全国の23歳~39歳の独身男女600人(男女・各300人)に「クリスマスの過ごし方」を聞いたところ、男性の1位は「ひとりきり」(42.7%)だったのに対し、女性の1位は「彼氏」(29.7%)だったそうです。独身男女の間では、やや「クリスマス」をめぐる温度差があるのか?と思いきや、実際はそうでもないようで・・・。

クリスマス「ひとり」男女で15ポイント以上の差

もうすぐクリスマス
もうすぐクリスマス

   冒頭の調査(2015年12月2日発表)によると、独身男性の「クリスマスの過ごし方」トップは「ひとりきり」で、4割を占めています(「ひとりきり」という表現に、若干の悪意?を感じるのは筆者だけでしょうか・・・)。2位は「彼女」(28%)、3位は「家族」(17.3%)でした。

   一方、独身女性の回答をみると、トップは「彼氏」で3割(29.7%)ですが、2位は「ひとりきり」(26.7%)、次いで「家族」(26.3%)となっています。

   クリスマスを「ひとり」で過ごす人は、男性と女性で15ポイント以上の差があるものの、よくみると、クリスマスを「異性の恋人と過ごす人」は、男女の別にかかわらず「3割」いるのですね。「まあ、そんなものかな」と、なんとなく、納得できるような気がします。

   調査したアニヴェルセルでは、「クリスマスにそれだけ(筆者注:4割)の独身男性がフリーでいるということ。女性の皆さん、思い切って意中の人をクリスマスデートに誘ってみては?」とコメントしています。でも、もしかすると、多くの女性に「モテる」タイプの男性や、肉食系(そんな言葉もありましたね)の男性は、すでに予定が入っている可能性もあるのではないでしょうか・・・という余計なお世話(?)はさておき、取材をすると、クリスマスなど「恋人と過ごすのが素敵」とされているイベントに、ここ最近、変化が起きているようです。

SNSの普及で変わった

   筆者の周りの働く女性たち(20代)に聞いてみると、「クリスマスは仕事だけ」とか、「彼氏はいるけど、互いに転勤地にいるから、クリスマスにかぎらず、会えるときに会う」という人が結構います。「クリスマスは年末の繁忙期で、それどころではない」、「どこの店に行ってもカップルばかりで、かえって居心地が悪い」という女性も、少なくありません。

   全体的に若い層ほど、「クリスマスなど、イベントの過ごし方にはこだわらない」人が多い気がします。こうした風潮には、SNSの普及も影響しているのではないでしょうか。最近、さまざまな職業のアラサー独身女性にインタビューしたのですが、「イベントだからといって恋人とはしゃぐのは、ちょっと・・・。ましてや、その様子をFacebookにアップして自慢だと思われたくない。友だちには既婚者も増えてきて、ネット上の『マウンティング』のようになるのも面倒。見ていて虚しいので、SNS自体を見なくなった」という女性が、目立ちました。

   SNSの登場で、人目を気にする人が増えた結果、クリスマスはかえって「気まずい」イベントになった・・・そんな気がするのですが、みなさんはいかがでしょうか。(北条かや)

北条かや(ほうじょう・かや)

1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。著書に『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』。ウェブ媒体等にコラム、ニュース記事を多数、執筆。TOKYO MX「モーニングCROSS」、NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」(2015年1月放送)などへ出演。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
【Facebookページ】北条かや
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