職場忘年会に「子連れ」は非常識? 強硬な反対派の目がこわい

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   1980年代、アイドル歌手のアグネス・チャンが、いわゆる「子連れ出勤」をして、賛否両論を巻き起こしたのも今は昔・・・と思いきや、2015年になっても、「子どもを仕事の集まりに連れて行くべきか、否か」の議論は、盛り上がりやすいようだ。

   質問サイト、Yahoo!知恵袋には、「社会人1年目」という投稿者から、こんな悩みが寄せられていた。「職場の忘年会に子連れって非常識ですか」。ケースバイケース、ともいえそうだが、ネットの反応は、果たして・・・?

管理職層はOKムードだが

こんな忘年会もアリ?
こんな忘年会もアリ?

   投稿者の職場には、「管理職4人と、8人の課員と、3名のパートさん」がいる。質問によると、9月末で退職したパート職員、Aさんの送別会も兼ねて、12月に忘年会を行うそうだ。が、「Aさんが、お子さんと忘年会に来ていいのかで揉めている」(2015年11月23日投稿)。

   管理職層は、「今回はAさんが主役だし、子連れでもOK」という雰囲気なのに対し、課内メンバーの1人が反対しているのだ。そのメンバーは、Aさんに、「大人のお酒の席に子連れはちょっと・・・」とか、「お子さんも楽しくないと思います」と、連絡をしたそうで、主役のAさんは、投稿者に「どうすればいい?」と相談してきた。しかしながら、投稿者は「私も社会人1年目で、なんと言えば良いのか悩んでいます」と、困っているようで、ネットに意見を求めた。

   回答をみると、おおむね「忘年会に子連れはダメ」派が目立つ。「基本的に職場に子連れで行くべきではないでしょう」という人は、「酒類を提供する場所に未成年者同伴で行くのも感心できませんね」と主張。 「子供がいるから、とタバコが禁止されかねません。子供は騒ぐので、歓迎しない人も少なくありません」。お酒とタバコの害、子どもがはしゃぎ回ることを「歓迎しない人もいる」などの理由から、「子連れ忘年会はダメ」という。

   「子供を持つ親」という人いわく、「そもそも子供を夜に連れて出て、タバコや酒の席に連れていくってまず、親としてどうなの?子供は望んでるの?(略)それはAさんだけの意思なんでしょ?」と、手厳しい。

キッズメニューがある居酒屋も

   一方、肯定的な意見も、少しは見つかった。「最近では、居酒屋によってはキッズメニューが用意されていたりと、大人の酒の席に子供がいることも珍しくないです。参加する人がOKなら良いかと思います」という回答者は、「Aさんが子連れを希望しているなら、良いのでは」という意見だ。

   またある人は、「私なら辞退しますが」と前置きしたうえで、「子供を連れて行くか『以前』の問題では」と指摘。「子連れで飲み会は、○と思う人と×と思う人が必ず存在します。それを『常識』『非常識』という物差しを使うことで、納得させようとすることには、さほど意味はない。本人が何も思わず出席したいならば、外野がとやかく言うことでもありませんし」と、冷静だ。

   子連れで、飲みの席に参加することを「常識・非常識の2元論で考えるのはよくない」という人は、他にもいる。

   「こういうことって常識、非常識の2者選択で考えるからいけないと思うのです」という回答者いわく、「公共の場では常識論になることはあるかと思いますが、少人数の集まりですよね。しかもAさんの送別会。彼女が『子どもを連れて行きたい』というなら連れてくることを前提にやり方を考えましょう」と、建設的な意見を寄せていた。(KH)

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