2024年 4月 25日 (木)

世界版「レコ大」(?)の勝者は・・・ ビッグデータで音楽を「読む」とこうなる

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   日本にも近々の上陸が噂される人気音楽ストリーミングサービス「Spotify」が、年末らしい特設サイト「Year in Music」を公開した。

   Spotifyは、スウェーデン発の音楽ストリーミングサービス。有料ユーザー数は2015年6月時点で2000万人を突破、アップルが提供する「Apple Music」の3倍以上とも言われている。Spotifyは、利用者の更なる伸びを見込んでいるそうだ。

   さて、日本で年末を感じさせる音楽番組といえば、「日本レコード大賞」、いわゆる「レコ大」だが、今回紹介する Year in Musicはその 『近未来版』ともいうべきサイトだ。

ジャスティン・ビーバーの名前も

「Year in Music」に選ばれたのは・・・
「Year in Music」に選ばれたのは・・・

   Spotifyの大きな特徴の一つは、ユーザーの音楽視聴に関するビッグデータを蓄積していること。そのデータを生かして、サイトでは「1年で最も再生された曲のアーティスト」や、「1日の再生数が最多だった曲のアーティスト」、「1年で最も多く再生された楽曲」などを紹介した。日本にもファンが多いジャスティン・ビーバーが1日の再生数が最多だった曲のアーティストだった。

   「Get Your Year in Music」というコーナーでは、サイトにアクセスしたユーザー「個人」の再生履歴から、本人が1年で最も再生した曲やアーティスト、ジャンルを振り返ることができる。さらにそれがプレイリストにもなっており、再生すれば音楽を通じて自分の1年を振り返る「自分のレコ大」を楽しむことができる。

   Spotifyにかぎらず、多くの企業はビッグデータに大きな関心を寄せ、利用法を模索している。ほかの企業も、「あなたにとって今年の◯◯」というコンテンツやウェブサイトを作れるかもしれない。

日本でのサービス始まると・・・

   Spotifyは動画配信ビジネスにも参入するなど、世界で精力的にビジネスを拡大中。日本でのサービス開始については未定だが、「日本でのサービス利用は現在準備中です」と日本語版ウェブサイトも立ち上がっている。

   もし日本に上陸するとなれば、今回の 『近未来版レコ大』 を日本のユーザーも楽しめるかもしれない。(執筆:赤江龍介 編集協力:岡徳之)

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