2021年 1月 19日 (火)

住んでみたい街、台北 でも日本人の職探しはニベもなく「無理」

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のんびり長期滞在がお勧め

   では逆に、日本人が海を渡って台湾で就職するチャンスはあるのでしょうか? 現地の人材会社に聞いてみました。

「ほぼないですね。まず、当地には日本語が堪能な台湾人がたくさんいます。彼らは、現地語はもちろん、英語も堪能です。煩わしいビザ手続きをわざわざサポートをしてまで日本人を雇用しようという会社は少ないです」「どうしても日本人が欲しいという場合も、台北には、台湾人と結婚した日本人がたくさんいます。彼ら、彼女らであればビザのサポートなしで雇えるので、まずはそちらを採用します。台湾によほど特別のつながりでもなければ、いきなり就職活動に来ても、仕事を見つけるのはかなり難しいです」

   予想通りでした。私が以前、海外就職に関する本を書いたときに、台湾に取材に来なかったのもこのような事情がだいたい分かっていたからです。5年ほど経ちましたが、状況は変わっていないようです。

   旅行に来るには最高なのですが、働くのには向いていない。この辺も、日本に似ていますね、台湾。ちなみに、日本人は台湾にビザなしで90日間滞在できるので、のんびり長期滞在するのはお勧めです。

   まとめると、(1)給料半分、(2)飲食3分の2、(3)家賃ほぼ同じ、(4)電化製品などほぼ同じ、(5)交通費半分(ただし、定期券などはない)ってな感じで、かなり厳しい生活を強いられます。共働きが多いのも納得です。

   そして、恐ろしいことに、失業率が最近改善されてきたとは言え3.8%とそこそこ高く、とくに若年層に厳しいようです。高齢化も進んでいます。

   それでも、街はキラキラ輝いており、活気があるのは東南アジア的な気質のせいなのかもしれませんね。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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