月5日働いて年収1000万 「可愛いまま」働いたら実現しちゃった
【気になる本の散歩道】

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   『可愛いままでこう働く』(宮本佳実 WAVE出版 税別1500円

   「ヨシミスト」という言葉をご存知だろうか。「ワークライフスタイリスト」として活動する宮本佳実さんの働き方や生き方に共感し、そのライフスタイルをお手本にしている女性のことだ。

   宮本さんは1981年生まれ。アパレル販売員、一般企業勤務、司会者などを経て28歳で起業を決心、パーソナルスタイリストとして独立する。主宰するスタイリングサロンに全国から顧客が訪れるようになると、今度は「『好きな事プチ起業』の楽しさを伝えたい」と、ワークライフスタイリストとしてセミナー、コンサルティングの活動を始めた。

   多くの女性の支持を集める宮本さんのスタイルとは一体どんなものなのか。本書でご本人が余すところなく紹介している。

ビジョンに「遠慮」はいらない

   「可愛いままで起業できる!」をコンセプトに活動している宮本さん。女性らしく自分らしく、幸せと豊かさを手に入れられる生き方を、自身のマインドやライフスタイルを実例として紹介しながら発信し、セミナーには1日に300人が詰めかける盛況ぶりだとか。

   そんな宮本さんが人気を得ているポイントは3つある。

   (1)「好きなときに好きなことを、好きな場所で好きなだけ」という仕事のスタイル

   (2)週に1日だけ働き、きちんと稼いでいる

   (3)髪を振り乱して戦うのではなく、「可愛いままで(=自分らしく、女性らしいままで)」ゆるくふわっとキャリアを築いていく

   (1)と(2)について見ると、宮本さんの実働は、自宅での執筆活動を除き、現在「月5日」、それで年収1000万円を稼いでいるという。理想の生活をイメージし、どうやったらそれが叶えられるかを具体的に考えると、それが実現した。

   起業前の未来予想図は、「梨花(モデル)さんのように仕事を選べるようになる」「ビジネスを成功させ、いつか女性の起業を支援したい」「スタイルブックが出したい」だった。そこから理想の働き方をイメージし、人脈を広げ、やりたいと思ったことはやってみる。その結果、当時は「大それた夢」だったのが、今ではすべて叶っている。だから、未来の自分は、「遠慮」せず「わがままに想像」してもよいのだ、と結論づける。

外見ふんわり、中身しっかり

   (3)について、宮本さんの言う「可愛いままで」とは、「自分を変えることなく、すごい人になろうとするのでもなく、また片意地をはって男性と競おうとするのでもなく、女性である自分のそのままの姿で」というイメージなのだそうだ。

   宮本さん自身、以前は自分のことを「かっこよくてカジュアル」な女性だと思っていた。しかし人から「甘い」印象を持たれているとわかり、自分のブランディングを「可愛い」ほうに寄せ、「外見はふんわり、中身はしっかり」のフレーズで起業の仕方を表現するようになったという。それから現在の「可愛いままで」というコンセプトが確立され、自分の色を出すことで成功につながった。

   本書は、宮本佳実さんが憧れの働き方に到達するまでにどう考え、どう行動してきたかを、「映画『ビリギャル』を観る」「SNSに依存しすぎない」「誰も支配しない、誰にも支配されない」といった72のリストに従って紹介している。(MM)

2016年5月10日発売
2016年5月10日発売
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