2024年 4月 25日 (木)

「あれ、やめたほうがいいよ」 休憩入るにも職場の超法規が壁に

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   労働基準法第34条では、労組などとの協定がある場合を除き休憩時間は労働者に一斉に与えられ、使用者はその時間を自由に利用させなければならない、と定められている。

「瞬間」はまずいだろ

   でありながら、労基法無視の「ブラック労働」が問題となっている現代。建前はともかく、休憩時間が自由にならない職場も、どうやら少なくないらしいのだ。

法律より厳しい現実の縛り?
法律より厳しい現実の縛り?

   こんなツイートが、今ネット上をにぎわせている。

   ツイート主は、職場では大人の対応で穏便に済ませたようだが、添付されている画像からはかなりの怒りが見て取れる。

   これを見たユーザーも、遵法精神にもとる上司に怒りを爆発させたよう。

「休憩時間に休憩しなかったらいつするんだ?キチンと休憩させなかったら違法なんだが」
「意味の分からない上長様ですね。そもそも休憩をキチンと取ることは『仕事』なのですが」

と、上司の「横暴」に対する批判が燃え上がるほか、

「似たような事言われたことある エアコンの効いた涼しい室内で仕事してるやつが暑い中外回りして来た人間に言うことじゃねーだろ!って思った」
「私は前回の仕事で、ほぼこれと同じものを言われたことがあります。昼休憩の12時になったので、仕事のキリを3分でつけ、休みに行こうとしたら『お前12時になったからって仕事のキリつけて休もうとするんじゃねーよ』って」

と、ツイート主と同様の理不尽なお小言を食らったという報告が相次いでいる。

   その一方、職場の人間関係を重視し、上司の指導に理解を示す声も。

「当然だと思いますよ。周りの先輩がまだ仕事終えていないんだから気遣って『何かお手伝いしますか』くらい言わないとだめだよ」
「一緒の休憩時間のほかの人に休憩入れますか?大丈夫ですか?って一応声かけてから休憩行くよね??あれ???おかしいんかな???」

   法律か暗黙のルールか。理想か現実か。コンプライアンスが声高に叫ばれる現在もなお、職場によっては「休憩時間は完全には自由でない」と腹をくくらざるを得ないのだろうか。(MM)

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