「大学なんて行くだけムダ」 お騒がせホリエモン節に甲論乙駁

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   率直な物言いがたびたび議論の種となる、ホリエモンこと堀江貴文氏。またしても彼の発言が、ネット上で物議を醸している。

   「大学に行くのはお金と時間のムダ」というタイトルのインタビュー記事が公開され、その歯切れのよさに共感、反発入り交じっての甲論乙駁が繰り広げられているのだ。

使える教育一切なし

行く意味なし(写真は東京大学)
行く意味なし(写真は東京大学)

   堀江氏のインタビューを掲載したのは、KKベストセラーズのサイト「BEST TIMES」だ(2016年7月13日)。

   同社から新著『99%の会社はいらない』(ベスト新書)をリリースした堀江氏が連続インタビューに登場したもので、その第6回目で、大学と就職活動について語っている。

   まず、「僕自身も東大中退ですけど、そもそも大学にはほとんど通っていませんでしたからね」と断りを入れ、

「日本の大学なんて出たところで即戦力になんかならないんですよ。東大を含めてほとんどの日本の大学は実務的に使える教育なんて一切やっていませんから」

と一刀両断。また、卒業して一列並びで就職していく「新卒一括採用」を真っ向から否定し、

「確実にいらないですよね。学生にしてみたら、就活をすることで自分の人生を、自分で決められない要素を増やしているにすぎないし」

と断じる。要するに、大学でしか身に付けられないものなどないし、そうやって4年間なりを過ごして就職しても会社に縛られるだけ、と主張するのだ。

   さらに、新卒採用をしなかったというライブドア経営時代を振り返り、

「なんでも素直にハイハイ聞く人材なんて面白くもないし、自分から動かないで僕の言うことを聞いて欲しいとも思っていませんから」

と、「何色にも染まっていない」大卒新人をよしとする風潮に異議を唱えている。

賛否両論に堀江氏は

   堀江氏の発言に対し、ツイッターでは、

「一概には言えないだろ、一面的にしか物事を見れないのか」
「大学は教養を身につける場であって会社の実務を学ぶ場では無いぞ」

など、反発の声が上がる一方、

「本当にそうだと思う。教育系の大学でも、教員の実務に役立つ勉強なんてほぼ無い。皆無と言っていいかも。それで即戦力を求めるとは片腹痛い」
「無理矢理勉強するより好きな事して自分に素直になる事のが超大事」

と、共感する声も寄せられている。

   インタビュー記事にリンクを張った「NewsPicks」のコメント欄には、

「実業の基礎や前提となる学問を研究する場と考え、それを期待する者には、ピントはずれの主張でしかない」
「知識の獲得は大学じゃなくてもできるけど、知識を生み出すお作法は大学だからこそ身に付けられる」
「個人的には大学はもっと実務的&実践的な技術を教える場であるほうが良いとは思う」

といった意見が寄せられている。

   こうした声を受け、当の堀江氏は次のようなコメントを述べた。

   発言中の「オワコン」とは、「終わってしまったコンテンツ」、すなわち時代おくれになったかつての人気商品・サービスを指す。(MM)

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