2020年 8月 10日 (月)

「来春公表」は見直しありの意 今度の就活日程、だれ優先?

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関係者のメンツ丸つぶれ

   現行:3年生3月説明会‐4年生6月面接

   A案:3年生12月説明会‐4年生4月面接

   B案:3年生12月説明会‐4年生6月面接

   C案:3年生2月10日または16日説明会‐4年生6月面接

   D案:3年生10月または11月または12月説明会‐3年生3月面接

   A案は、2015年卒まで適用されていたスケジュール。採用担当者と大学関係者の大半は、このA案を支持するでしょう。個人的には、私もこの案が一番現状に沿ったもの、と考えます。榊原会長も、2015年9月の記者会見で、「元(12月説明会‐4月面接)に戻すのも選択肢」とコメントしています。

   ネックはメンツです。このA案をとると、「先祖返り」「あれだけ大騒ぎして変更したのに、元に戻すとは」などなど、当時の就活時期変更を進めた関係者が批判されることになります。彼らからすれば、メンツが丸つぶれとなる案であり、そう簡単に飲めるものではありません。

   B案は、現状で行われている冬インターン(という名前の企業セミナー)を認めて、学生が企業を選ぶ期間を長くみよう、というもの。これも悪くはないのですが、A案と同じく、メンツが問題。

   A案ほどには、時期変更を進めた関係者が批判されることはありません。ただ、就活時期の変更はそもそも「就活の長期化の是正」が目的でした。B案は、長期化を是認するという点で、時期変更を進めた関係者からすればA案同様メンツのつぶれる決断となります。

   D案は、一部の採用の専門家が検討した案。3年生3月に選考解禁だと、「周回遅れ」となった4年生が卒業間際に再度、就活のチャンスに恵まれ、滑りこみで内定をもらってすぐ就職できる、というメリットがあります。

   このメリットは捨てがたいのですが、「3月選考解禁」だと、逆算すれば広報解禁は11月。長く見積もれば10月ですが、そこまで行くと長期化批判、すなわちメンツの問題が絡んできます。と言って12月解禁だと、今度は期間が短すぎて、夏休みや9月~11月のインターン(という名目の企業セミナー)が盛んになるだけ。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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