2019年 10月 15日 (火)

サンマの缶詰で「足るを知る」 そんな30代に私はなりたい

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   グルメぶる人が苦手である。実際にグルメな人も、ちょっと苦手である。「デートで高級レストランへ行った」というのを自慢気に話す友人がいたら、それが男でも女でも、私は心のなかで「あっそう」と毒づくだろう。

   私はグルメに興味がない。というより、資産もなく、将来不安から貯蓄にはげむ一般庶民が、食べる物にむやみやたらとお金をかけるのが理解できないのだ。

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小金持ちほどエンゲル係数がムダに高い

   「家計のムダをファイナンシャルプランナーが解決する」たぐいの記事をよく見かける。たとえば「夫は大企業務め、妻は専業主婦で子供2人」の家庭で、「夫の年収は800万円もあるのに、なぜか毎月赤字なんです」と言っている。大黒柱である夫がハイクラスな年収を得ているプライドから、奥さんや子供までセレブのような生活をしてしまい、赤字を垂れ流すケースが多い。

   ファイナンシャルプランナーは、高級被服費や子供の習い事などへの支出に加え、決まって「高級食材と外食への支出が多い」と指摘する。「奥さんが成城石井でしか買い物をしない」とか、「有機栽培の野菜を定期購入している」とか、「なんでも国産にこだわる」とか、「息抜きのために外食をしすぎている」とかである。エンゲル係数がムダに高いのだ。

   別に小市民は贅沢をするなというのではない。高くて良いものを食べたいならそうすればいいと思う。しかしながら、「お金を貯めたい」と思っている人がなぜ、毎日必ずかかる重要な支出=食費に目をつけないのか、理解に苦しむ。

北条かや
北条かや(ほうじょう・かや)
1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。近著『インターネットで死ぬということ』ほか、『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』などがある。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
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