2021年 2月 27日 (土)

高人件費が「辛い世の中」生む 日本でカレー売って感じたこと

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辛い世の中でないと成り立たない

   これも、経営者目線で見ると仕方がないことです。原価の中で人件費の比率が低いカンボジアでは、人を余計に雇っても、その人がサボっていても問題は少ないです。しかし、人件費の比率が高い日本だと、そんなことを言っていられません。高い給料の分稼いでもらわなくてはならないので、キッチリと難度の高い仕事をこなしてもらわないと経営が成り立たないのです。

   日本でブラック企業がはびこっている理由のひとつは、この辺にありそうです。難しい仕事をキッチリこなさないと怒られるというのは、能力の低い人には辛い世の中です。休む間もなく働かされるのは、体力のない人には辛い世の中です。しかし、その辛い世の中にしないと経営は成り立たない。

   もちろん、日本よりも人件費が高いであろう欧州では、ブラック労働はあまり問題になっていないので、理由はこれ以外にもあるのでしょう。しかし、たった1日、日本の飲食業経営者をやってみただけで「これは、ヤバイ」と思ってしまう、そんな状況にあると感じたのは事実です。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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