2020年 9月 25日 (金)

「仕事が遅い、残業代なし!」 黙って会社に従うほかないのか

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   大手企業に勤める女性社員の、過労死認定のニュースが大きく取り上げられ、その女性を批判した大学教授のコメントが大炎上したことは記憶に新しいですね。個人の考えや主張があることはもちろん否定はしませんが、あまりにも配慮に欠けた発言でした。これを機に、いつにも増して「残業」というものに対する議論が活発になっているように感じます。今回は、残業の中でも「同僚が定時でこなせる量の仕事が、残業しないと追いつかない場合」について、法律ではどのように考えられるのか見ていきましょう。(文責:「フクロウを飼う弁護士」岩沙好幸)

  • 遅いのだから仕方がないだろう
    遅いのだから仕方がないだろう
  • 遅いのだから仕方がないだろう

事例=無駄な残業に金は出せないと言われました

   僕は中途採用で今の会社に入社し、同じ時期に入社した同期が一人います。僕と同僚の業務内容や量にほとんど差はありません。月に30時間ほど残業をしているのですが、先日上司から呼び出しがあり、「無駄な残業が多いから、同僚と同じように定時で退社するように。仕事が遅くて残業しても、残業代は出さないよ」と言われてしまいました。確かに、同じ量の仕事を同期入社の同僚は定時までに終わらせ帰宅しています。しかし、それは同僚が前職も同業だったためで、僕は全く違う業種からの転職だったので、同じ量の仕事をこなせと言われても無理だと思うのです。残業代が欲しくてわざと残業しているわけではないのですが、会社にそう判断されたら、残業代は出してもらえないのでしょうか?

岩沙好幸(いわさ・よしゆき)
弁護士(東京弁護士会所属)。慶應義塾大学経済学部卒業後、首都大学東京法科大学院から都内法律事務所を経て、アディーレ法律事務所へ入所。司法修習第63期。パワハラ・不当解雇・残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を主に扱う。動物が好きで、最近フクロウを飼っている。「弁護士 岩沙好幸の白黒つける労働ブログ」を更新中。編著に、労働トラブルを解説した『ブラック企業に倍返しだ! 弁護士が教える正しい闘い方』(ファミマドットコム)。
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弁護士法人アディーレ法律事務所 篠田恵里香


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