2020年 8月 5日 (水)

いよいよ買いごろ富士フイルム 「再生医療」も実りの時期迎え

毎日酷使する現代人の目にビルベリー由来アントシアニン!

   日本経済新聞の「そこが知りたい」(2016年7月10日付)に登場した、富士フイルムホールディングス(HD)の古森重隆会長兼最高経営責任者(CEO)のインタビューを読んだ。

   そこでは、「これまで利益の3分の2を稼いでいた写真フイルム事業がどんどん減り、本業を失った」ことや、「2003年ごろから構造改革を進めてリストラにも取り組まざるを得なかった」事情、「新規事業や経営の多角化に取り組んできた」ことが語られていた。

  • 写真フイルム事業が傾き、事業入れ替えを
    写真フイルム事業が傾き、事業入れ替えを
  • 写真フイルム事業が傾き、事業入れ替えを

事業入れ替えがうまくいった代表格

   世界の電機・精密機械メーカーが事業の入れ替えを急いでいるなか、富士フイルムHDが化粧品や再生医療の新規事業に大転換していることは、よく知られるところ。化粧品「アスタリフト」のテレビCMで、当初は「富士フイルム」の文字に違和感を覚えた人も少なくなかったと思うが、最近ではすっかり定着。事業の入れ替えがうまくいった企業の代表格といっていいかもしれない。

   記事で、古森会長は、「再生医療で2018年には少なくとも200億円くらいの売上高になるはず」と意欲を語っている。

   それを裏付けるように、2016年6月1日には子会社のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J‐TEC)の黒字化に向けて、経営体制を刷新している。また、7月22日付の日本経済新聞は、「武田子会社を買収へ」、さらに同10月14日付は「中国医薬品に110億円出資」(出資比率は1%)と、矢継ぎ早に手を打っていることを報じた。富士フイルムHDが医療分野への戦略転換を一段と加速していることがわかる。

   富士フイルムHD株は、2014年12月16日に3585円で100株購入したのが最初。その1か月半後の15年1月29日に3981円で100株すべてを売却して、3万9600円の売却益を得た。同時に、子会社で再生医療事業を手がけるJ‐TEC株を1455円で100株購入。現在600株保有している。

   売却した理由は、その時点でどこまで上がるか先が読めなかったことと、富士フイルムHDの再生医療への本気度、医療での収益見込みが見通せなかったことがある。

   ただ、再生医療が成長株であることは確かなはず。そこで子会社のJ‐TEC株を買った。会社四季報(2016年9月発売)によると、J‐TECの時価総額は482億円と、富士フイルムHD(1兆9777億円)の2.4%。企業規模が小さく、業績の良し悪しを富士フイルムHDの株価よりも敏感に反映すると思ったからだ。

石井治彦(いしい・はるひこ)
   1970(昭和45)年に大学卒業後、自動車大手に勤務。リース販売を手がける。投資歴は実質25年。入社後にユーザーと接するなかで得た情報と自分の知識で、最初のボーナスをもとに株式運用を開始。しかし、78~98年の20年間は投資する余裕がなく、休止に。それが幸いしてバブル崩壊の痛手は軽傷だった。ただ、いつでも動けるよう、日本経済新聞をはじめ経済誌などには目を通していた。
   「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。2011年の退職後は少しの小遣い稼ぎと、興味をもって経済誌を読むために株式を保有している。現在、14の銘柄で、1万3800株を運用。東京都出身、69歳。
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