2019年 11月 23日 (土)

「私が開拓した取引先だもん」 新米フリーの甘え、世に通るか

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違法とされる可能性も

   回答者からは、投稿者に対する厳しい直言が相次いでいる。

「たとえ、あなたが開拓(営業)なさった取引先であったとしても、それは前会社の社員としての付き合いで個人ではありません。今後も、取引先等、競合する可能性が大ですから、話し合いをし、取り決めをするのが妥当だと考えます。まずは前会社の下請け的感覚で始められるのも一考かと思います」
 「可愛がって円満退社した社員が、自社の顧客にちょっかいを掛けていると判れば・・。『飼い犬に手を噛まれた』『可愛さ余ってなんとやら・・』の世界じゃないでしょうか?」
 「こういった事例では、本来は3社(者)間で話をして正式に手打ちを行うのが礼儀なので、今回はしょうがないけど、今後は気をつけたほうがいーと思う」

   このように、主に「礼儀」「商道徳」の面でよくなかったと諭す書き込みが多い。世間の常識はこのあたり、ということなのだろうか。

   「弥生会計」などのビジネスソフトウエア製品で知られる弥生株式会社が運営するサイト「スモビバ!」には、「独立・起業後は会社員時代に自分が開拓した顧客から契約を取れるのか?」という記事が掲載されている(2015年4月23日)。

   それによると、会社の顧客情報は「営業秘密」にあたる可能性があり、これを不正に持ち出したり使ったりすると「不正競争防止法」違反になる。また、会社の雇用契約や就業規則などの「秘密保持義務」を破る形になるおそれも。礼儀や道徳といった慣習の面でアウトというだけでなく、法律や規則に違反しているかもしれないのだ。

   もし独立・起業後に前の会社での取引先と仕事をしようとするのであれば、そのあたりをよくよく確認すべし。(MM)

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