2019年 6月 18日 (火)

小顔プチ整形が破格の30万円 診察券300円ケチりつつ即決

印刷
人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

   某美容外科クリニックから、「日頃のご愛顧に感謝して」特別ご優待チケットが届いた。なるほど、私は昨年、痩せる注射に何十万円も使ったのだから、このくらいご優待してもらっても文句は言われまい。優待チケットを使って小顔のプチ整形でもやってみるかと、再びクリニックの門を叩いた私である。ところが、思わぬ展開が待っていたのであった。

  • ドクターの一言で手術代、半額以下に
    ドクターの一言で手術代、半額以下に

再発行手数料払ってばかり

   受付に着くやいなや、私は診察券を忘れてきたことに気付いた。診察券はポイントカードも兼ねている。「忘れてしまったのですが......」ともじもじしていると、受付の美人さんいわく「診察券をお持ちでないと、治療をお受けいただくことができませんので......。再発行手数料300円がかかりますが、よろしいでしょうか」。

   有無を言わせない事務的な言い方、かつ「紛失したわけでもないのに、忘れただけで300円も払わないといけないなんて、この人は不注意で可哀相だわ」という憐憫の表情を浮かべる受付の美女を前に、「再発行をお願いします」と答えたものの、損した気持ちである。

   そういえば先日もマイナンバーカードをなくし、役所の窓口でしぶしぶ再発行手数料500円を払ったところだ。行きつけのネットカフェでも、会員カードをなくして200円の発行手数料がかかった。これでSuicaでも落とせば、「うっかり者がしがちな出費のムダ3パターン」とか「忘れっぽい人はお金が貯まらない」などのタイトルでコラムが書けるだろう。これでも少しはプライドがあるので、情けないコラムは書きたくない。が、家に帰れば確実にある診察券を忘れて300円も支払うことに、私は自己嫌悪と「再発行くらい無料でしてくれればいいのになぁ」という自分勝手な感情でいっぱいになった。プチ整形を楽しむどころではない。

北条かや
北条かや(ほうじょう・かや)
1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。近著『インターネットで死ぬということ』ほか、『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』などがある。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • 「無期転換ルール」、新たな「働き方」は軌道に乗っていますか?

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中