明治が大きな利益出し、早稲田を逆転 FX対抗戦
ドル高示唆する指標信じ2日間(明治)
今週(2016年11月21日~27日)のドル/円相場は110円台から113円台半ばまで上昇する展開となった。
トランプ次期米国大統領の経済政策(トランプノミクス)への期待や、12月15日に予定される米FOMC政策金利発表で利上げが行われるのはほぼ確実と見られていることから、円安ドル高方向に動く結果となった。
取引を見ていくと、23日の午前にロングのポジションを持ってから、その日の22時半に発表された米10月耐久財受注が前月比で+4.8%(予想+1.7%)であったことや米11月ミシガン大消費者信頼感指数確報が上方修正されたことが大きなドル高を進める要因となった。それらの期間に持ち続けた結果、大きな利益を上げることができた。
今後は、11月30日の石油輸出国機構(OPEC)総会があり、ドル高要因となる石油の減産ができるかどうか。12月2日発表の米国11月雇用統計が、12月利上げ、その後の早期利上げを示唆できるほどよい結果となるかどうか。この2点がドル/円相場に大きな影響を与えるものとなると予想される。また、12月4日にイタリアで行われる、憲法改正の是非を問う国民投票で反グローバル化を標榜する勢力が勝利するという見方が強く、こちらはユーロに大きな影響を与えることになるだろう。(明治NS)
取引履歴
(1)11/23 10:51 111.095 ロング
(2)11/25 12:50 113.600 決済 損益+378.08
(3)11/25 12:52 113.576 ショート
(4)11/25 13:08 113.600 決済 損益-8.4円
先週からの損益 +369.68
現在 2000.33円