2024年 3月 29日 (金)

どれだけ雑務あると思ってんの 「総務は1人で十分」に猛反発

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   AI(人工知能)やクラウドの活用で、様々な現場で省力化が実現している。ソフトバンクのAI搭載ロボット「Pepper」を接客や受付に利用する企業が増えているのがいい例だ。

   そんな中、各種のクラウドサービスを用いて省力化を突き詰め、総務の仕事を1人でこなしている会社がネットに紹介された。記事のタイトルは「総務は1人で十分こなせる」という挑発的なもので、これが物議を醸している。

  • どの職場でも…は無理じゃない?
    どの職場でも…は無理じゃない?
  • どの職場でも…は無理じゃない?

クラウドサービスを使いこなし

   同記事は、日経ビジネスオンラインに掲載された(2016年12月5日)。基幹システムを販売するスマイルワークスの坂本恒之社長の、

「クラウドを駆使すれば大企業でも1人で十分こなせる。できない理由があるとすれば、仕組みの問題ではなく、部門の既得権益だろう」

という、間接部門についてのコメントを引用した上で、スキャンマンという50人規模のスキャン代行会社は、総務部門をたった1人で担当していると紹介。

   主な作業は社外文書作成、経費精算、社員教育、電話応対、契約書のリーガルチェック、労務管理・勤怠管理、出入金管理、業務報告書・日報管理とたくさんあるが、担当者の久保田ゆみえさんは、10のクラウドサービスを使いこなし、管理業務に徹しているという。

   クラウドサービスのフル活用を前提に業務プロセスが設計されているため、無駄がなく、「規模が大きくなっても私だけでやっていけそう」と久保田さんは胸を張る。

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