2024年 4月 20日 (土)

歌ってやるぜ「盛り下げ名曲」 カラオケ強制に非常手段で抵抗

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   職場の飲み会、2軒目はカラオケへ......と流れるパターンはよくありそう。ただし、人前で歌うのがイヤ、上司世代が喜ぶ選曲がわからないなどの理由から気が進まない、行きたくないという人も多いだろう。

   「一次会でさようなら」が許される空気ならいいが、中には「二次会のカラオケまで強制参加」という職場もあるらしい。ネットからは「場を盛り下げてやりたい!」といった恨み節まで聞こえてくる始末だ。

  • ある意味「勝負曲」!?
    ある意味「勝負曲」!?
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全員参加、必ず歌え、世話もしろ

   Q&Aサイト「発言小町」に、「強制参加の飲み会、カラオケへの反撃」というトピックが立てられた(2017年1月1日)。

   中小企業で働く投稿者。職場で飲み会が開かれる際は、「二次会のカラオケまでが強制参加、拒否権がありません」。しかもただ座っていればいいわけでもなく、マイクが回ってくれば歌わなければならず、若い女性は年配の男性社員の隣に座ってコンパニオンのように世話をしなければならないそうだ。

   そんな前近代的なしきたりなので前年は不参加者が数人出たが、「参加者が少ない事を理由に、社長の奥様が大泣き」という面倒な事態に。今年は欠席が許されない状況らしい。

   「拒否権が無いのだから、おもいっきり盛り下がる歌を歌うつもりです」と、ささやかな抵抗を企てている投稿者。

   交通死亡事故の加害者が被害者の妻に毎月仕送りを続けるという内容の、さだまさしの「償い」や、自分を捨てた男を死ぬまで恨んでやるという、中島みゆきの「うらみ・ます」を歌うつもりらしい。「他にもっと良い候補がありましたら、皆さん、是非教えて下さい」と、さらに盛り下がる曲を募っている。

寄せられたこんな曲、あんな策

   この募集を知ったユーザーからは、「こんな盛り下がる曲知ってるぞ!」との意見が多数寄せられ、盛り上がっている。

   ユニコーンの「大迷惑」、森田童子の「ぼくたちの失敗」、山崎ハコの「呪い」に複数票が集まっているほか、

「『極楽通りへいらっしゃい(中島みゆき)』が、さくらももこさんのエッセイで引かれた、と書かれていた」
 「いやがらせの長い歌で、植村花菜の『トイレの神様』これって10分近いので、最初に歌わせていただき、時間稼ぎしましょう」
 「鉄道ファンの協力を得て、『鉄道唱歌』を熱唱していただきましょう。長いですよ16分弱」
 「さだまさしさんの『北の国から』のテーマはどうでしょう?後は『大きな古時計』歌詞の『おじいさん』のところを上司の名前に変えて。後の責任は持てません」

など、様々な悪知恵が。また、暗い曲でも昔ヒットした曲は「逆に年配男性に大受けするかもしれません」と、お勧めしないとする声もあった。

   社会人デビューを控える学生向けサイト「フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口」に、「仕事仲間とのカラオケで『ヒトカラで歌えばいいのに......』とげんなりする選曲6選!」という記事(16年12月12日公開)がある。そこでは、「マニアックすぎるアニソン」「バラード」「ビジュアル系」「暗い歌」「失恋の歌」「知らない歌」があげられている。

   「職場のカラオケではこういう曲は歌わないように注意しよう」という趣旨の記事だが、今回の相談の投稿者のようにむしろ場を盛り下げてやりたいと思っている人、参考にしてみては。(MM)

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