2021年 1月 25日 (月)

名将と名支店長に共通の掌握術 部下の貢献をしっかり振り返る

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「してあげたこと」は多いが

   この「相手の貢献よりも自分の努力を高く評価しがち」という人間の性向は、心理学でいうところの「責任のバイアス」というものにあたります。実験でも、付き合っているカップルのそれぞれに、お互いが「してあげた/してもらった」具体的な貢献を挙げさせたところ、平均して、自分が相手にしてあげたことは約11個書けるが、相手が自分にしてくれたことは約8個しか書けないという結果が出ています。

   自分の相手に対する貢献度を意識する前に、相手の自分に対する貢献ポイントを見つけて感謝の意を伝える。世のリーダー方には、簡単にできて必ず役に立つ組織活性化、人間関係活性化の秘策となること請け合いかと思います。この話を思い出させてくれた栗山監督のリーダーとしての人事掌握術にも、この要素が含まれています。選手もスタッフも監督の著書を読んで、「今年も監督を胴上げできるように頑張ろう」と心から思うはずです。

   残念ながらM取締役は、その後健康を害されて志半ばにして退任されたと聞きましたが、Oさんは順調にキャリアを重ねて、現在は都内の大店の支店長をされているそうです。今もM取締役の教えを守って、師の後を継ぐ人望厚いバンカーとなっているにちがいないと思っています。(大関暁夫)

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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