2020年 7月 16日 (木)

没個性は「ジリ貧」経営のはじまり

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   交流フォーラムを主宰、隔月で定期的に開催しています。3月開催のテーマは、「おカネの借り方、集め方最新事情」。毎回50人を定員としているこの会が、今回は定員大幅超過で急遽、席の増設を迫られる大盛況でした。

   経営者の皆さんがいかにおカネに関することでお悩みかを、垣間見た気がしました。

  • 個性のある会社は伸びる……
    個性のある会社は伸びる……
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S社長が感じた役人からの「皮肉」

   ビジネスに関するおカネがテーマということで、元銀行員として現在全国の地域金融機関を回ってアドバイザリーをしている立場から、私も登壇しました。「銀行借入最新事情」なる演題で少しだけお話させていただきました。

   冒頭でお話したのが、金融庁が新たに打ち出した「日本的金融の排除」について。決算書の数字がよくて、かつ担保と保証がなければなかなかおカネを貸してくれない。今の銀行の融資姿勢を当局なりに揶揄した表現です。

   では「日本的金融の排除」方針を受けて、借りる側はどう対応すべきなのか――。そこが私の演題のポイントでした。しかし、終了後の懇談で意外な展開がありました。ある聞き手の方には、この「日本的金融の排除」という考え方そのものが思いもよらぬ形で刺さっていたのです。

「本日うかがった金融庁のお話は、実は役人の皆さんから世の経営者に対しての、『日本的経営の排除』という言葉を借りた皮肉なんじゃないかと思いました」

   ITプログラミングを主業とした企業を15年以上にわたって経営しているS社長が、意外な言葉で切り出してきました。

大関暁夫(おおぜき・あけお)
スタジオ02代表。銀行支店長、上場ベンチャー企業役員などを歴任。企業コンサルティングと事業オーナー(複合ランドリービジネス、外食産業“青山カレー工房”“熊谷かれーぱん”)の二足の草鞋で多忙な日々を過ごす。近著に「できる人だけが知っている仕事のコツと法則51」(エレファントブックス)。 連載執筆にあたり経営者から若手に至るまで、仕事の悩みを募集中。趣味は70年代洋楽と中央競馬。ブログ「熊谷の社長日記」はBLOGOSにも掲載中。
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