2024年 4月 20日 (土)

首都圏「スリーエフ」看板消滅へ...  「ヨコハマ生まれ」落胆の声広がる

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   首都圏で「青い看板」が目印のコンビニエンスストア「スリーエフ」(横浜市)の看板が、もう見られなくなる。

   スリーエフとローソンは、事業統合契約を2017年4月12日に締結。神奈川県を中心に1都3県で348店舗を運営している「スリーエフ」は、2017年夏から順次、281店舗を「ローソン・スリーエフ」に転換することになった。

  • 「青い看板」のスリーエフは首都圏から消える
    「青い看板」のスリーエフは首都圏から消える
  • 「青い看板」のスリーエフは首都圏から消える

ローソンと共同で売り上げ増加目指す

   「ヨコハマ生まれ」のスリーエフは、横浜市民にはお馴染みの「青い看板」が特徴。すでに、2016年9月には千葉県と埼玉県の90店舗(2017年3月24日時点)で「ローソン・スリーエフ」に転換。これらの売り上げが10%増えたことから、ローソンと共同展開する店舗を拡大し、売り上げの増加を目指すことになった。

   348店舗から281店舗を順次転換。残りの65店舗は閉店するとしていて、18年1月をめどに首都圏から「スリーエフ」ブランドの店舗が消えることになる。

   今回、事実上ローソンに吸収されることになったスリーエフ以外にも、今後なくなるコンビニはある。群馬県や栃木県、埼玉県などの北関東を中心に499店舗(2017年3月末時点)展開している「セーブオン」(前橋市)も、その一つ。

   ローソンとセーブオンは2017年2月1日、「セーブオン」ブランドのコンビニを「ローソン」に転換すると発表。このうち長野県内の店舗を除く501店舗を対象に、今夏から転換を進め、18年末までに終える計画。ほぼ全店がローソンに切り替わる。

「セーブオンに続き、スリーエフもローソンに吸収されるのか」

   スリーエフやセーブオンがなくなることに、インターネットの掲示板などでは、

「は!? スリーエフなくなるんか!!」
「スリーエフってちょっと変な商品売ってたのが特徴だったなwwww 紅生姜好きにはたまらない焼そばパンなんて売ってるのはここだけだろう......」
「セーブオンもなくなり、スリーエフもなくなるのか」

と落胆する声が相次いだ。

   一方で、まだ「独立」して頑張っているコンビニについて、

「近所にローソンが撤退した店舗にセイコマ(セイコーマート)入って大盛況ってとこがある」
「う~ん... スリーエフまで消えるのか ミニストップとセイコーマートには頑張ってもらいたいところ」

と、エールを送る人もいた。

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