「なでしこ銘柄 2017」 認定47社をアナタはどう見る?

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   日本の女性が活躍するのは、サッカーの「なでしこジャパン」だけではない。経済産業省は東京証券取引所と共同で2016年度の「なでしこ銘柄」」を、2017年3月28日に発表した。

   今回、なでしこ銘柄に認定されたのは47社。なかでも、日産自動車や東京急行電鉄、KDDIは、初年度の2012年度から5年連続で選ばれた。

  • 「なでしこ銘柄」をどう見る?
    「なでしこ銘柄」をどう見る?

配当利回りなど、東証一部銘柄の平均を上回る

   「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進に優れた上場企業を選定。東証一部に上場する企業の中から、業種ごとに女性人材の活用を積極的に進めている企業を紹介している。

   たとえば、KDDIの取り組みをみると、新規採用のうち女性比率は直近の2年で3.1%増、女性管理職比率は直近2年で2.2%増、「男性」の育児休業取得率はじつに63%にのぼっている。厚生労働省によると、2015年度の男性の育児休業取得率は2.5%だから、この数字は驚異的といえる。

   なでしこ銘柄をみれば、女性の採用や登用、子育て環境などにも配慮した経営が行われていることがわかるというわけ。

   また、こうした企業の取り組みは経営効果にもよい影響を与えており、なでしこ銘柄に認定された47社の売上高営業利益率、実績配当利回りは、2017年2月末時点で東証一部に上場している銘柄の平均値を上回っていた。

   なでしこ銘柄のニュースはインターネットでも話題になっており、カルビーや日本航空(JAL)、傘下に脱毛サロンの「ミュゼプラチナム」をもつRVHなど選定された企業では、「当社が選定されました」と公式ホームページなどでアピールしている。

   ツイッターでは、

「なでしこ銘柄、成長性に乏しいけど安定した老舗企業が入るのは必然なのでしょう。投資家よりも就活生の参考になるのでは」
「娘が出産を機に会社を辞め、自営業を手伝うようになった。いい時もあったようだけど、今やばくなり、就活中。(前の会社を)辞めなきゃよかったと言ってたけど、今日のニュースで『なでしこ銘柄』に入ってた。でもそれは結果論だと思うけど...」

と選定された企業を評価する声が上がっていた。

「女性取締役を増やせ」って言うことが平等・公平ではない

   その一方で、

「私の勤めている会社が『なでしこ銘柄』とやらになっているらしいですが、冗談としか思えないですよw」
「なでしこ銘柄って、結局女性が活躍していますっていうブラック企業のお得意のワードを後押ししているような気がするんですが大丈夫なんですかね? それは... 」
「なでしこ銘柄とか女性取締役増やせって言ってること自体が平等でも公平でもないよね」
「(なでしこ銘柄の値動きのグラフに対して)なぜこのグラフがペテンかと言うと、『選んだ銘柄の値動きを検証する』のではなく、『上がってる銘柄から選ぶ』という後だしジャンケンで効果があるように見せることが可能だからだ。ついでに言うとH21(2009)年からなのは、なでしこ銘柄初回選定時からは株価があまり上がってないから」

などとケチをつけるような声も。

   とはいえ、上場企業がなでしこ銘柄への選定を目指すことで、女性活躍推進への取り組みが進めば、それに越したことはないのだが......

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