「お金を出してでも、自分で好きなものを買うようになった」
また、三菱鉛筆の2016年12月の売上高は647億円。前年同月比で137億円増加した。同社の売れ筋は油性ボールペンの「JETSTREAM」(2006年発売)。発売から10年経った現在でも、年間1億円売り上げるメガヒット商品となっている。
増加要因について、三菱鉛筆は「2008年のリーマン・ショック後、会社は経費削減のため、事務用の筆記具を買わなくなりました。その代わりに、個人が自分で好みの、使いやすく機能的なボールペンなどを、多少高くても買うようになりました。それが増加の理由と考えています」と話している。