2024年 4月 26日 (金)

ハンカチで差がつく「女子力」 こんなところが見られてる!

   先日、友人と食事をしながらハンカチの話になりました。持ち歩かない人が増えたような気がする、と言うのです。

   確かに、女性用トイレでもハンカチを使わずにペーパータオルやハンドドライヤーを利用する人がほとんど。子供の頃は、ハンカチとティッシュはセットで鞄に常に入れておくよう、親から口うるさく言われたものですが、最近はどうなのでしょうか。

ハンカチの使い方に、ドキッ!!

   ところで、私は食事をする際には必ず膝の上にハンカチを広げます。

   いつでもどこでも広げるクセがついているので、洒落たレストランで食事をする際、ナプキンがあるにも関わらず、うっかり広げそうになり慌てて鞄にしまうこともあります。

   ちなみに、ナプキンが備え付けてある場合は、それを使うのがマナーです。

   ハンカチを広げる理由は、こぼして洋服を汚すのがイヤだからです。しかし、店内をぐるりと見渡しても、最近はハンカチを広げて食事をしている女性は少ないようです。

   冒頭の友人もハンカチを広げて食事をする女性なので、「そのハンカチ、春らしいわね」という会話から話題がハンカチの使われ方になったのです。

   そこで複数の友人男性に聞いてみました。ズバリ! ハンカチで女性らしさを感じる瞬間はどんなときですか、と。

   その結果、

   (1)食事の際のひざ掛け

   早速、嬉しい回答です。理由は、上品そう、育ちが良さそうとのこと。

   (2)雨の日、鞄や洋服をササッと拭くとき

   理由は、モノを大切にしている感じがするから。確かに、鞄や洋服を軽くふいておくと傷みにくいですし、電車の座席や訪問先の備品を濡らさずに済みますね。

   (3)ハンカチを探しているときに、スッと取り出してくれたとき

   気配りのできる人だと思うから。なるほど、スッと取り出せるということは、鞄の中も整理整頓されているのかもしれません。気配り上手は、整頓上手ともいえるでしょう。

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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