伊藤忠商事、ヤナセを子会社化 海外含め収益拡大狙う

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   大手商社の伊藤忠商事は、輸入車販売大手のヤナセを子会社化すると、2017年5月25日に発表した。

   5月26日から7月10日まで、株式公開買い付け(TOB)を実施。出資比率を、現在の39%から最大65%まで引き上げる。1株につき540円で買い付け、取得金額は65億円余りを見込んでいる。

  • 伊藤忠商事、輸入車販売のヤナセを子会社化(画像はイメージ)
    伊藤忠商事、輸入車販売のヤナセを子会社化(画像はイメージ)

1株540円で買い付け、最大65%の出資比率に

   ヤナセは、1915年の創業以来、輸入車ディーラーのパイオニアとして、メルセデス・ベンツやBMWといった海外の高級車の販売などを手がけている。伊藤忠商事は、2003年から資本参加してきた経緯がある。

   国内の輸入車市場は、アベノミクス効果に加えて、ここ数年は比較的手ごろな価格帯の車種が増えたことで好調が続いている。日本自動車輸入組合によると、2016年の輸入車は、プラグインハイブリッド(PHEV)やクリーンディーゼル(CD)などの次世代車や、先進緊急ブレーキシステム(AEBS)などの先進技術を装備した新型車の積極的な導入効果で、年間販売は前年実績を4.6%上回る34万3673台となり、過去5番目の高水準となった。

   ただ、国内市場の縮小が予測されるなか、伊藤忠商事は、自身がもつ海外ネットワークなどの経営資源をヤナセが活用した事業展開を検討。収益の拡大を図りたい考えだ。

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