2018年 12月 16日 (日)

「古民家」で地方創生、千葉銀行が全国初の融資制度

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   千葉銀行は、千葉県内と隣接する地域で「古民家」を活用し、観光振興や地方創生に関わる事業を行う法人や個人事業主を対象とした「ちばぎん古民家事業支援融資制度」の取り扱いを開始したと、2017年5月24日に発表した。古民家に特化した融資制度は、全国初の試み。

   古民家の文化的価値と観光資源としての側面に注目。活用を考える事業者に対して多面的なサポートを提供する。

  • 古民家の利活用に意欲(画像はイメージ)
    古民家の利活用に意欲(画像はイメージ)

専門チームが多面的サポート

   「ちばぎん 古民家事業支援融資」は、千葉県内では古民家の利活用が進められているものの、放置される物件も多いという現状が背景にあった。対象となる古民家は、築年数が50年以上の担保価値が低い物件だが、事業性評価に基づく投融資に取り組む。

   千葉銀行は、事業例として飲食店や旅館など、新たな観光資源となる使い道をあげている。

   融資金額は100万円以上。融資期間は、運転資金で最長10年間、設備資金で最長20年間。事業が軌道に乗るまでの資金繰りをサポートするため、最長3年間の元金返済措置期間が設定できる。返済方法は元金均等返済。

   本部内に、事業者をサポートする専門の古民家活用チームを設置。行内のさまざまな部署から人とノウハウを集めた。コンサルタント的な側面を持ち、古民家と事業者のマッチング事業を主な業務としつつも、計画の立案から関わるほか、事業者と自治体とのパイプ役を担うなど、多面的なサポートを行う。

   千葉銀行の担当者は、「この制度が広まることで、古民家を持てあますオーナーや事業者が相談に来てくれれば」と、語った。

   また、「古民家の活用が広まることで、空き家対策にもつながる」とも話した。

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