東芝、東証2部に降格 上場廃止の恐れも

印刷

   経営再建中の東芝の株式が、2017年8月1日付で東京証券取引所の市場第1部から第2部に降格した。同日の東芝株の終値は、前日比19円(7.72%)高の265円で引けた。

   東芝は1949年5月に市場第1部に上場。市場第2部は1961年10月に開設されたため、長く第1部に上場していた東芝にとって、初めての降格となった。

  • 東芝株、東証2部に降格
    東芝株、東証2部に降格

有価証券報告書の提出期限は8月10日

   2015年に発覚した不正会計問題を受けて、また米原発事業をめぐる混乱で、東芝株は「特設注意市場銘柄」に指定されていた。東芝は米原発事業の巨額損失によって、17年3月末時点で債務超過の見通しとなっており、東証の上場規定に抵触した。半導体子会社を売却して、債務超過を解消したい考えだが、その売却もまた難航している。

   来週10日には、2017年3月期の有価証券報告書の提出期限もあり、監査法人の適正意見が得られなければ、東証が上場廃止の判断を下す可能性がないわけではない。

   上場を維持できるか、東芝の危機的状況が続いている。

   なお、東芝が市場第2部に降格することで、日経平均株価の構成銘柄やTOPIXからも外れる。構成銘柄には、代わってセイコーエプソンが選出された。

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

お知らせ

注目情報PR
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中