2021年 6月 15日 (火)

生命保険は「掛け捨て」がいい そのワケを話そう!(ライフネット生命・出口治明)

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保険は、多くの人が一部の人を支える仕組み

   以上のことからわかるように、生命保険に「貯蓄機能がある」というのは、「単なる金利の機能」に過ぎません。

   保険商品の本来の機能は、「保障」です。たとえば死亡保険では、自分が納めた保険料は自身が死ぬまで使われることはありません。その代わり、ほかの誰かが死んだときに、その保険料が使われるのです。

   では、ご自身が死亡したときはどうなるのか――。それはあなた以外の誰かが納めた保険料が充当されるのです。

   つまり、多くの人が一部の人を支える「相互扶助」の仕組み、それが保険なのです。だから保険には高いレバレッジが働くのです。

   そのことが理解できれば、保険商品に貯蓄性はあまり重要ではないことがわかるはずです。特にゼロ金利やマイナス金利のもとではそうです。結論をいえば、保険商品は本来、「掛け捨て」なのです。そのほうが、毎月の保険料を抑えられます。
(出口治明)

出口治明
出口 治明(でぐち・はるあき)
ライフネット生命保険株式会社創業者。1948年三重県生まれ。京都大学卒業後、1972年に日本生命保険相互会社入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを歴任。2008年、ライフネット生命保険株式会社を開業。著書に『生命保険とのつき合い方』(岩波新書)、『働く君に伝えたい「お金」の教養--人生を変える5つの特別講義』など。
2018年1月から、立命館アジア太平洋大学学長、学校法人立命館副総長。
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