成田に羽田、便利なようでやっぱり「不便」 なんとかしてよ! 早朝・深夜(森山たつを)

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   不便だ不便だと言われている成田空港や羽田空港ですが、最近だいぶ便利になってきています。

   成田空港はスカイライナーを使えば上野から40分くらいで到着しますし、東京駅や銀座から1000円のバスも出ています。羽田空港も、レストランや店も増えて空港の待ち時間が快適になっています。

  • 成田空港、早朝や深夜の利用は…… (写真はイメージ)
    成田空港、早朝や深夜の利用は…… (写真はイメージ)

香港行き、朝6時羽田発の飛行機に乗るには......

   しかし、一つ問題なのが電車がないときの交通手段。深夜に出ているバスは少ないですし、タクシーで行くと途方もない金額がかかってしまいます。

   最近、私は松山行き午前6時の成田発、香港行き午前6時の羽田発という飛行機に、立て続けに乗ることになりました。

   カンボジアの空港だと、深夜でも早朝でも、市街地からタクシーで5~10ドル(600~1200円程度)で行けるので、まったく意識せず航空券をとってしまったのですが、直前になってどうしたもんかと困ってしまったわけです。

   ところが、調べてみると、おもしろいものがありました。

   東京、お台場にある大江戸温泉物語。ここは、いわゆるスーパー銭湯なのですが、屋内にお祭りの屋台(射的やスーパーボールすくいなど)や、江戸の街並みがあり、浴衣を着て、この過度に「JAPAN」な雰囲気を楽しめるため、外国人も多く訪れています。

   そして、この大江戸温泉物語の駐車場からは、なんと羽田空港、成田空港行きのバスがでているのです。

スゴイぞ! JAPANな雰囲気の「大江戸温泉」

   しかも、お値段は羽田行きが620円、成田空港行きが1000円とリーズナブル。午前1時や3時に出発する便もあるので、午前6時の飛行機もラクラクなのです。

   さらに、成田行きのバスを予約している人は1296円で施設が利用でき、羽田空港の場合は「施設利用料+バス代」のセットで3480円のプランがあります。

   これのなにがスゴイかというと、「空港に早朝に行くのが難しい」という問題点に、既存の設備を使って、大きな予算をかけず解決策をつくっているところです。

   もともと24時間営業の施設と走っているバスを組み合わせてパッケージ化。しかも、外国人観光客が多く訪れるところで、外国語の案内なども多く、利用者も使いやすいし、施設側も売り上げアップを狙える。みんながハッピーになれる仕組みなのです。

   残念なのは、まだ知名度が低く、こんな便利なものが公式サイトにも英語で案内がされていないこと。

   より多くの観光客の人がこの施設を知り、より快適に日本も旅を楽しんでもらえたらいいなと思っています。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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