2018年 9月 25日 (火)

カス丸と学ぶ、忘年会の乗り切り方 (その4)どうしよう(汗)幹事を任されたじぇい

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   小野先生、どうしよう(汗)。忘年会の幹事を任されちゃったじぇい。幹事をするうえで心がけるべきこと、注意すべきことって、どんなことがあるんきゃすか?

  • お店を選ぶにも気を遣う……
    お店を選ぶにも気を遣う……

先輩にヒアリングする!

   そうですか。忘年会の幹事を任されたんですね。カス丸くんの会社では毎年、若手社員が幹事を任されているということでしょうかね。

   会社ごとに、忘年会の幹事の決め方は違うと思いますが、さすがに新人ひとりで、また若手だけで幹事をやれという会社はないと思いますので、まずは、一緒に幹事をやることになった先輩や過去の参加経験者に、これまで忘年会にはどんな「物語」があったのかを聞いてみましょう。

   たとえば、

・「先輩にとって、これまでどんな忘年会でしたか?」
・「先輩にとって、どんなところがよかったですか?」
・「先輩にとって、どんなところで苦労されましたか?」
・「先輩にとって、どんな忘年会だとよいと思いますか?」
・「先輩からみて、私ならどんなことができると思いますか?」

   きっと、その答えから忘年会で心がけるべきことや、注意すべきことがみえてくるはずです。

   ただ、社内の忘年会であれば、こうした質問をすることで、ある程度はどんな忘年会にしていけばいいのか、みえてくるように思いますが、社外の取引先をお招きするような忘年会となると、もっと詳しく聞かなければ、危ないですよ。

   なぜなら、取引先の方が楽しめない環境をつくってしまった場合、今後の仕事において良好な関係が築きにくくなってしまうからです。

お店選び、内容を考えるポイントは?

   もちろん、社内のみで実施する忘年会でも、役員の方々がみえるような場合は同様です。

   そのためには、しっかりとしたリサーチが必要いなります。一つひとつ、みていきましょう。

   【お店について】
たとえば、

   ・取引先の方は静かな環境でお話をするのが好みなので個室がいいのでは?
→ 10~20人程度であれば個室で問題ないですが、50人~100人規模が参加する場合は、お店を貸し切りにする方法もありますね。

   ・取引先の方はお肉だけが苦手なので、魚中心のお店を選んでみては?
→ もちろん、逆のパターンもありますよね。苦手なものや食べられないものは、さらにはアレルギーなどもきちんと把握して、お店を選びましょう。とくに忘年会はコース料理であることが少なくないので、お品書きをきちんとみることは非常に重要になります。

   ・日本酒、ワイン、焼酎、カクテル、ノンアルコール、ソフトドリンクなどの種類はあるか?
→ 食事についても大事ですが、飲み物の種類も、とても大事ですね。女性の方が多く参加する場合やアルコールが苦手な方が参加する場合は、甘いカクテルやサワーの種類が豊富で、ノンアルコールビールやお茶なども用意しているお店を選ぶことが大切となります。

   【忘年会の内容について】
たとえば、

   ・席の位置はきちんと決めたほうがよいか?
→ 社内のみであれば、くじ引きで決めるなどでも盛り上がるとは思いますが、取引先も多く参加する場合は、きちんと席次は考える必要があるでしょう。

   取引先の方がまったく関係のない部署の人と顔合わせになってしまったとしたら、ヘンに気を遣ってしまい、楽しめなくなってしまうからです。結婚式の披露宴の席次決めとまではいきませんが、やり取りしている人と近くなるなどの配慮だけでもすることをオススメします。

   ・取引先の方はゲーム感覚の出し物が苦手なので、お話中心の内容にしてみては?
→ どの会社の忘年会でもたいてい、出し物やゲームなどありますよね。とても盛り上がるとは思いますが、そればかりで時間を使ってしまうことがないよう注意したいところではあります。周囲の方々ときちんと挨拶やお話ができて、「有意義な忘年会だったな」と思えるようにしましょう。

   このように気をつけることや注意することは、細かいことを言えばキリがないのですが、何が一番重要かというと、前回お話したように「楽しませること」なのです。

   どうしたら楽しんでもらえるのか? を考えて、幹事としての役割をまっとうしようとすれば、自ずと結果はついてきますので、考えすぎずに伸び伸びと幹事役に取り組んでみてください。

   そうすれば、カス丸くん。忘年会が終わった後のあなたは、ひと回りもふた回りも成長していると思いますよ。

   次回は、お酌するときの気になるマナーを伝授しましょう。

小野 勝弘(おの・かつひろ)
小野 勝弘(おの・かつひろ)
キャリアコンサルタント、EAPコンサルタント
2001~16年までIT系企業に所属。エリアマーケティングツールに携り、営業や商品企画、事業企画、人材教育、労務管理などを経験する中で、企業のホワイト化、健康経営、人事労務が今後の会社経営には欠かせない重要な領域と考え、16年から「労働者と企業のための人材定着、若者雇用促進による企業の生産性向上」をテーマに、現在は(株)ファサディエ EAP事業部で活動中。桐蔭学園工業高等専門学校 電気工学科卒業。1969年東京都生まれ。
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