2024年 4月 16日 (火)

カス丸と学ぶ、忘年会の乗り切り方(その7)2次会は参加したほうがイイの?

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   忘年会って、よく2次会や3次会に流れるけど、やっぱり上司がいる場合は参加するほうが「オトク」なのきゃすか?

 

   参加しないと「出世に響く」なんて話も聞くけど、ホント? すっごく、気になるじぇい。

  • 流れ流れて、赤ちょうちんです!
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人事考課には「評価エラー」がある

   私が知ってる限りでは、たしかに忘年会後に2次会に流れないという会社はあまり聞いたことがありませんね。そうなると、新米社員にとっては避けては通れないものであると言えそうです。

   そんな忘年会の2次会ですが、参加したほうがいいのか? しなくてもいいのか? と悩む方も多いかと思いますが、私は2次会や3次会に参加することが「オトク」になるかどうかは自分次第であると考えています。

   なぜかと言いますと、人事考課の中には「評価エラー」という話があるのはご存知でしょうか?

   評価エラーとは何かというと、評価者(上司)が人事考課を行う際に陥りがちな「過ち」のことです。代表的な評価エラーの中には、ハロー効果、寛大化・厳格化傾向、中心化傾向、論理錯誤、対比誤差、逆算などがあります。

   この中で、忘年会後の2次会で陥りがちなエラーはハロー効果です。ハロー効果とは簡単に言うと、「一部だけを見て、全体がよいものと評価してしまう傾向が含まれてしまうこと」です。

   このケースでいうと、2次会に参加した時に、とても気の利く部下の様子を見て、「お客様の評判もいいに違いない!」などと考え、人事評価においてプラスに働くケースです。

じっくり話す時間が得られるかも?

   逆に言えば、2次会や3次会の席で不興を買ってしまったケースでは、ダメなヤツのレッテルを貼られ、人事評価でマイナスとなるリスクがあるということになります。

   そのため、私は2次会や3次会に参加することが「オトク」になるかどうかは自分次第だと思うのです。

   ただし、仮にまったく評価に結び付かないとしても、2次会や3次会に参加するメリットはあります。2次会、3次会となると参加人数も減るため、1次会ではあまり話のできなかった上司や先輩と話す時間は増えます。

   そうなれば、上司の考えをじっくりと聞けたり、自分の悩みを直接伝えたりすることができるかもしれません。

   上司と部下、損得といった観点だけでソロバンを弾くだけでなく、2次会に参加する人の中で、自分自身がじっくりとお話ししたい上司や、話を聞いてもらいたい先輩がいるかどうかといったことを、自分の気持ちと向き合って考えてみることが大切なのではないか、と思います。

   次回は最終回。忘年会シーズンの気になる体調管理についてです。

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