2020年 8月 10日 (月)

「年収850万円増税」なんかヘン?(後編) 新聞は批判一色、でも識者談話が......

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大手4紙に登場、「高評価」は元財務官僚の大学教授だけ

   これだけの大規模な税制改革である。新聞各紙とも12月15日付では「識者談話」を載せ、2~3人の専門家に話を聞いている。

   ところが驚くことに、朝日・読売・毎日・日経の各紙に、同じ日に同じ人物が登場した。中央大学法科大学院教授の森信茂樹氏だ。

   旧大蔵省の主税局総務課長、東京税関長、財務総合政策研究所長などを歴任した元財務官僚で、退官後に日本初の税制シンクタンク「ジャパン・タックス・インスティテュート」を立ち上げた。ソフトな語り口から、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」などテレビ番組にも出演。税制の啓蒙活動を行い、著書も多くある。

   森信氏は、各紙に共通して、今回の税制改革を「全体として70点」(読売)、850万円増税も「所得分配機能を強化する」(朝日)などと高く評価。論議を呼んだ「850万円の線引き」は、「給与所得者の4%で、常識的な線引きだ」(読売)と絶賛した

   4大新聞で、計7人登場した森信氏以外の専門家たちが、いずれも今回の税制改革に批判的、懐疑的なコメントを寄せているだけに、森信氏だけが賛成しているようにみえる。(おわり)

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