凍える都心「大雪」への対応、ブラック企業の場合は?

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   気象庁が東京23区と多摩地方などに大雪警報を出した2018年1月22日、東京都心でも雪が積もり、北の丸公園では17時すぎに10センチを観測した。その影響で、交通網は複数の駅で入場規制が敷かれるなど早くも大混乱している。

   早めに仕事を切り上げて帰宅の途に着くサラリーマンの姿も少なくないが、ツイッターでは、ブラック企業の大雪への対応が話題になっている。

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ブラック企業の場合「雪くらいで遅刻とは弛んどる!」となる?

   きっかけとなったのは、ブラック企業アナリストの新田龍氏の18年1月21日付のツイッター。大雪に対する企業の対応を、優良企業の場合とブラック企業の場合を、取り上げた。

   それによると、

「『大雪に対する緊急発表』対応(1)優良企業の場合
・有休取得奨励日とし、不要不急の外出をさせない
・テレワーク等を活用し、極力出社せず業務をこなせるように手配
・業務を止められない部門の場合、引継要員を確保したうえでオフィス近くに宿泊先を用意し、前日待機+割増賃金」

   一方、

「『大雪に対する緊急発表』対応(2)ブラック企業の場合
・雪くらいで遅刻とは弛んどる!定時出社は社会人として当たり前だろ!!
・緊急発表で雪降るのは事前に分かってただろうが!対策くらい考えとけよ!!
・トラブル回避もリスクヘッジもできないようなヤツに、大事な仕事は任せられねえんだよ!!」

といった具合だ。

   1月22日に東京でも大雪になるとの情報は、前日からわかっていた。出勤時には小降りだったが午後には本降りに。瞬く間に、都心は雪景色へと変わった。東京23区と多摩地区に大雪警報が出たのは2014年以来4年ぶりだが、雪の影響で交通網がマヒすることは、賢明なサラリーマンならわかっていること。「それなりの覚悟」を決めてきた人も少なからずはいたはずだ。

   とはいえ、仕事は待ってはくれない。取引先との関係もある。そう考えて、ふだんと変わらずに出社した人もいるはず。そんな社員のために、企業側もなんらかの大雪対策を打たねばならない。

   新田氏はツイッターで、その対策を「優良企業」と「ブラック企業」に分けて示すことで、ブラック企業のそれを揶揄。しかも、的を射ていると思わせる内容といえる。

「はいつくばっても出勤することが美徳という価値観」

   ツイッターには、

「テレワーク、在宅勤務が当たり前になればいいのに」
「はいつくばっても出勤することが美徳という価値観」
「その経済的損失だって国全体でみれば相当な額になるだろうに(笑)」
「帰れなくなるとわかっていても片道切符で通勤電車に乗らされてしまう社畜は戦争で帰れなくなるとわかっているのに片道の燃料で敵地に突っ込んでいった特攻隊のよう。拒否すれば非国民だと罵られ。戦時中から変わっていないのかなと思います」
「もちろんリスクを考えて前日にホテルとっても全額自腹なんですよねw」
「『いいから来い!』と最後に命令した上司名を紙に書き置き会社へ行く」

と、どうも無理やり出勤した人の恨み節が多く聞かれる。

   東京など関東地方の大雪は1月22日夜がピークとされる。あす朝の出勤時に雪が残ることも心配だが、足もとが路面凍結などで滑る危険が高まる。電車のダイヤも乱れたままかもしれない。

   ブラック企業には、

「急ぎの仕事がないので『有給』で休みます」

などという言い分は、たぶん通用しないのだろう。

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