2020年 4月 5日 (日)

カス丸「合同会社」の設立を決意! その理由は...... (その4)

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カス丸、あこがれの「代表取締役社長」になれるのか?

   えっ、なんで? ボク、名刺に「代表取締役社長」って書くんじゃないの?

   カス丸くんの気持ちはとってもよくわかります。「代表取締役社長」ってカッコイイですよね。

   ただ、「どうしても『代表取締役社長』でなければイヤだ!」というのであれば仕方がありませんが、ここで説明したとおり、合同会社にはその「名刺」のチカラを上回るメリットがあると思いますよ。

   ちなみに、合同会社のデメリットとしては、やはり認知度の低さから取引や人材確保の面で株式会社より不利になってしまう可能性が高いですね。

   また、先ほどメリットとして説明した決算の非公開も、信用面においてはその不透明さがデメリットになり得ます。資金調達面では、株式会社は株式公開による増資が可能なのに対して、合同会社は株式が公開できません。

   ただ、決算非公開については、禁止されているわけではないので、公開することも可能です。さらに、合同会社の登記件数は右肩上がりで増加していて、なんとここ10年で10倍以上(法務省『登記統計 統計表』より)になっているんです。これからも増加が見込まれますから、今後、社会的な認知度が上がっていくことで金融機関などからの融資も受けやすくなっていくことが考えられます。

   なるほど! やっぱり、設立費用が安く済んだり、効率的に経営したりしていくことができる「合同会社」が、ボクにはピッタリだというのがよくわかったじぇい。

   合同会社を設立して、「代表社員」になるじぇい!

   よく決断してくれました! それでは、いよいよ事業計画を立て、創業への第一歩を踏み出しましょう。

   ええ~! まだ第一歩も踏み出してなかったきゃすか? 事業計画って大変そう...

   そのお手伝いのために、僕がいるんですよ。次回は、事業計画の立て方について見ていきますよ。一緒に頑張りましょう!

【ポイント】

(1)小規模経営向きの「合同会社」には、設立費用が安いことや手続きが少なく済むなどのメリットがある

(2)社会的認知度の低さが弱点だが、登録件数は上昇しており、今後も増加が見込まれる

プロフィール
兵藤 道隆(ひょうどう みちたか)
公認会計士・税理士
税理士法人アディーレ会計事務所
日本公認会計士協会東京会所属、東京税理士会所属
早稲田大学商学部卒業。専門分野は財務会計と管理会計。あずさ監査法人に9年間在籍し会計・監査のほか財務デューデリジェンス、株式公開のショートレビューなどを担当。また、事業会社に5年間勤務。IFRS(国際財務報告基準)を用いた場合の試算、決算早期化のコンサルティングを主として担当する。東京都出身。
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