2020年 9月 20日 (日)

趣味と実益を兼ねる! 釣竿だけじゃなかった「シマノ」の魅力(石井治彦)

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17年12月期は20%の減益だけど......

   そんなシマノの2017年12月期決算の見通しが、17年10月25日付の日本経済新聞にあった。「シマノ、減益拡大・今期最終20%減 為替差損を計上」の見出しが躍る。それによると、シマノの17年12月期の連結純利益は、前期比20%減の406億円。17%減の421億円だった従来(17年7月25日発表)予想から減益幅が一段と拡大する。その半面、売上高は2%増の3300億円とする従来予想を据え置いた。

   主力の自転車部品の販売は、マウンテンバイク向けやロードバイク向け部品セットの新製品が好調だったという。また、釣り具は新製品の国内販売が堅調で、韓国やオーストラリア向けを中心に輸出も伸びている。

   それにもかかわらず、減益見通しなのは、「アジア地域で保有するドル建て資産の為替差損として72億円を営業外費用で見込んでいる」ことが響いたようだ。

   ちなみに、2017年1~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比2%増の2459億円、純利益は24%減の281億円だった。

   一方、会社四季報を見ると、売上高と営業利益は、2017年上期の決算発表時に修正された会社の業績計画をやや上回っているようだ。記事にあった為替差損による減益は一過性の現象と考えてよさそうだ。

   2017年12月中間期(1~6月期)決算を発表した17年7月25日の終値が1万8050円。減益発表に端を発した株価下落は、9月6日に年初来安値の1万4390円を付けた後、18年1月26日現在は1万5860円と、この半年間の下落幅の半値近くまで戻してきている。

   2018年12月期は業績改善も期待できそう。直近、一銘柄で158万円は、なかなか手を出しづらいのだが、趣味と実益を兼ねて、ぜひ「ほしい」銘柄なのだ。

   2018年1月26日現在 保有ゼロ
昨年来高値 2017/01/10 1万9340円00銭
昨年来安値 2017/09/06 1万4390円00銭
直近 終値 2018/01/26 1万5860円00銭

石井治彦(いしい・はるひこ)
   1970(昭和45)年に大学卒業後、自動車大手に勤務。リース販売を手がける。投資歴は実質25年。入社後にユーザーと接するなかで得た情報と自分の知識で、最初のボーナスをもとに株式運用を開始。しかし、78~98年の20年間は投資する余裕がなく、休止に。それが幸いしてバブル崩壊の痛手は軽傷だった。ただ、いつでも動けるよう、日本経済新聞をはじめ経済誌などには目を通していた。
   「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。2011年の退職後は少しの小遣い稼ぎと、興味をもって経済誌を読むために株式を保有している。現在、14の銘柄で、1万3800株を運用。東京都出身、69歳。
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