2020年 11月 26日 (木)

「転職3回まで」そんな勝手なルールは気にするな 「ジョブホップ」のチャンスは今だ!(高城幸司)

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増えそうで増えない「ジョブホッパー」のワケ

   景気が回復したタイミングでいい待遇、素敵なキャリアを目指して転職を1回。そこから、2回3回と繰り返す人が登場。そのため、現在30代半ば世代では取材していてもジョブホップに対して比較的肯定的な意見の人が多く見受けます。

   そこから若手社員にまで対象を広げていっても同様。ならば、ジョブホッパーは認知されて、増えていくのか? といえば、そうとは言い切れません。

   少々脱線しますが類義語として挙げられる言葉に「キャリアビルディング」があります。言葉のとおりキャリアの形成を目的として転職を繰り返すこと。計画性があり、収入もしくはポジションがアップする、という特徴があるといわれています。

   どちらかといえばジョブホップよりもいいイメージを抱く人が多いようですが、筆者は違わないものと捉えています。

   さて、話を戻して、ジョブホッパーは増えるかといえば、なかなか増えそうにありません。

   その理由は、採用する会社の判断基準でジョブホッパーを認めないから。会社の採用プロセスの一次選考は履歴書などの書類になりますが、そこでスクリーニングする条件に転職回数が厳然と入っている会社が大半です。

   この条件を外して(あるいは緩和して)もジョブホップするには「根性がない」「何か問題があるに違いない」と思い込みがち。残念ながら仕事ぶりやキャリアから考えれば、採用すべき人材を取り逃す可能性が大でしょう。

   ジョブホップしたくてもできないのは、会社が受け入れない状況に問題がある気がしてなりません。

   ただ、会社もジョブホップを頭ごなしに否定する余裕はなくなりました。人手不足に、働き方改革。ジョブホップしてきた人に対して、その背景を理解して、会社といい関係で仕事ができるか? 見極めようとする意識改革が少しずつすすんでいるようです。

   これまでの転職経験が次の職場でどのように活かされる可能性があるのか? 面接の機会に探ろうとする会社が増えてきました。こうした流れに合わせて、自分が得たい処遇やキャリアの主張だけでなく、「これまでの経験がどのように会社で活かせるのか」を考えて、伝えることで会社との理解度も高まり、ジョブホッパーが活躍の機会も広がるのではないでしょうか? (高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
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