2024年 4月 27日 (土)

世界の「Keisuke Honda」衝撃デビュー 「do my best」から学べること(井津川倫子)

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ビル・ゲイツの「人生を変えた男」

   ノルウェーのノーベル賞委員会は、2018年のノーベル平和賞を性暴力被害者の救済に取り組んできたコンゴ民主共和国のデニ・ムクウェゲ医師と、過激派組織「イスラム国」(IS)に性的暴行を受けた体験を語ってきた女性活動家のナディア・ムラド氏に授与すると発表しました。

   若干25歳のムラド氏は、ISに拘束されていた約3か月の間、「性奴隷」として繰り返し、暴力を受けたと言います。「いっそ、殺してくれ」と懇願するほどの壮絶な体験を経ての受賞に、こうコメントしました。

The novel prize is dedicated to people who worked for and tried for peace in the world
(ノーベル賞は、世界の平和のために働いてきた人に贈られるもの)
Now I feel a huge responsibility
(今、とても大きな責任を感じる)
I wish the world would let women feel safe
(もっと女性が安心できる世界になることを願う)

   米マイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏が、悪性リンパ種で死去しました。65歳でした。約50年前にシアトルの中高一貫校で3学年上のアレン氏と出会い、共にマイクロソフトを創業したビル・ゲイツ氏。学生時代に、一緒に授業を抜け出してはコンピューターをいじくっていたエピソードを紹介し、アレン氏によって人生が変えられたことを明かしました。

   1974年のある日、アレン氏が「Altair 8800」という最新コンピューターを紹介する記事を見せながらこう言ったそうです。

This is happening without us!
(俺たち抜きで、やられたよ)

   そして、その瞬間にゲイツ氏の人生が大きく変わりました。

That moment marked the end of my college career and the beginning of our new company
(その瞬間、私の大学生活が終わりを告げ、そして我々の新しい会社が始まったんだ)

   ゲイツ氏は、米紙ワシントンポストに寄せた追悼文で、アラン氏に次のメッセージを送りました。

Paul deserved more time in life.
(ポールはもっと長く生きるのにふさわしい人だった)
He would have made the most of it
(彼は、人生を思う存分楽しんだだろう)
I will miss him tremendously
(彼がいなくなって、途方もなくさびしい)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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