2021年 5月 14日 (金)

「4人に1人が喫煙者」をゼロにした会社 全社禁煙に成功した方法は?

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最大の抵抗勢力は役員会だった

「禁煙成功者からアンケートをとると、成功の要因で一番多かった回答は『会社トップの方針』、つまり社長のリーダーシップです。一貫してブレませんでした。しかし、数値目標はありません。何年かかってもいいからゼロにするということです。決して強制はしない。優しくタバコの害を刷りこんでいく。組織の力で自然にやめていったということです」

   ――社内に抵抗はなかったのですか。労働組合が「労働者には喫煙する権利があり、個人の嗜好に会社が制限を加えるのはおかしい」と反対するとか。

「労組はありません。じつは抵抗はありました。上層部です。役員、部長、次長、課長ら幹部は計40人で、喫煙者は13人。喫煙率は33%で、全社の25%より高い。特に役員は7人中4人が吸っていました。あからさまな反対行動はありませんでしたが、『無言の抵抗』があったのは確かです。
しかし、社長の熱意がとおって、この層から率先して止めていったのが大きいです。『俺は絶対止めない』と言っていた幹部が、朝礼で表彰されるのを見て、『ええっ、あの人も!』と次々と続いたわけです」

(福田和郎)

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