2024年 4月 27日 (土)

【企業分析バトル】配当落ちで買い 「オーウイル」 猛暑期待! アイスクリーム売上げ増狙う(明治大)

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   新年度を迎え、進級や就職を控えている学生は忙しく大変な時季だが、株取引をしている身としては、初めての配当に期待で胸がいっぱいになっているこの頃である。

   2019年2月末から3月にかけては米朝会議や米中会議があり、株式相場が乱高下して銘柄を選ぶのが難航した。しかし3月は配当があるため、それに伴う値下がりが予測できる。そこで、今回は配当後に値下がりするであろう銘柄で、その中でも夏に向けて伸びそうなアイスクリームに関連する「オーウイル」を選んだ。

  • 猛暑になれば、アイスクリームが売れる!(写真は、イメージ)
    猛暑になれば、アイスクリームが売れる!(写真は、イメージ)
  • 猛暑になれば、アイスクリームが売れる!(写真は、イメージ)

大きな値下がりが期待できる

【オーウイル(3143)】
2019年3月25日 1株当たり1192円で300株を購入
年初来高値 2019年1月21日       1372円
年初来安値 2019年1月4日        952円
2019年3月29日終値           1138円

   オーウイルは、食品や飲料原料の輸出入やアイスクリームなどの製造、販売している会社で、従業員数や資本金などをとっても、中小企業に区分される会社である。前回までは大手の企業を選ぶことが多かったのに、なぜ今回は中小企業を選んだかというと理由は二つある。

1. 配当利回りが大きい
2. 事業の拡大が予測される

   今回は、ふだん注目している自己資本比率やROE(自己資本利益率)を重視していないのは、この二つの理由で、今後十分にの株価の上昇が見込めるからである。

   では、この二つの理由を掘り下げていく。

   まずは、「配当利回りが大きい」ことだが、前述したように3月に配当があり、それを目当てに株を購入する投資家がいる。しかし、配当の権利が確定した後は値下がりすることが多い。

   また、食品企業のチャートを見たところ、配当利回りが大きいほど値下がりしているところが多かった。オーウイルの配当利回りは約3%で、前回取り上げた「大冷」が1.6%。比べると、利回りがたいへん大きいことがわかる。

   これほど、大きい利回りの企業なら株価も下がることが予測される。そのため、株価が低くなったところを購入できるという利点にもつながる。

夏の猛暑関連株から決めた!

   二つ目の、「事業の拡大が予測できる」ことについては、今回はアイスクリームに関連する銘柄を選ぼうと決めていた。

   なぜ、アイスクリームに関連する株を選ぼうとしていたかというと、それは夏の猛暑関連株の高騰を狙っているためだ。2018年12月に選んだアサヒグループホールディングスは、夏に向けて徐々に値上がりしている。そこで今回は、ビールではなくアイスクリームに照準を合わせた。

   また数あるアイスクリームに関連する企業の中で、オーウイルを選んだ理由は、菓子メーカー大手から、受託生産を受けていることと大手レジャーランド向けの新たな納品先が決まったからである。さらに、東証一部に市場変更することが検討されていることもある。

   そのおかげで、2019年度の業績の上昇見込みが極めて大きい、オーウイルに決定。2019年3月25日に、1株当たり1192円で300株を購入した。

【株式取引ルール】
  • 月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
  • 投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
  • 1年間のトータルで損益を競います。
プロフィール
明治大学 MR
政治経済学部2年。尊敬する人は、専業主夫けんくん。趣味は料理と読書。料理好きということから、将来は食品系企業に就職したいため、どの食品系企業が将来成長していくかということに注目して勉強中。株式投資は初心者のため、企業分析やチャートなどを勉強しながらカブ大学対抗戦に参加。東京都出身。
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