2021年 9月 25日 (土)

その84 選挙カーからの「候補者名」と「お願い」の連呼 「こんなものいらない!?」(岩城元)

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「候補者」と「お願い」の連呼がのさばる時代ではない

   新聞を広げていたら、「お願い戦術の議員はいらない」との投書が目についた。つまり、自分たちの代表を選んで政治のかじ取りを託すのだから、こちらこそが候補者にお願いしたいのであって、お願いされては立場が逆である。その自覚もなく、票をねだるのは論外だというのだ。

   また、選挙の結果が出た後がスタートなのに、投票前日に「最後のお願い」を連呼する候補者は当選をゴールと考えて、議員バッジや報酬だけを目的にしているのではないか。投書はそのようにも憤っていた。僕も同感である。

   2013年4月の公職選挙法の改正により、今では国政選挙、地方選挙においてインターネットを使った選挙運動ができるようになった。候補者は電子メールやウェブサイトなどを利用して、有権者に政見を述べ、投票を呼びかけることができる。

   もはや、単純な連呼がのさばる時代ではない。この夏の参議院議員選挙あたりからは、旧態依然の選挙戦術から抜け出してほしい。(岩城元)

岩城 元(いわき・はじむ)
岩城 元(いわき・はじむ)
1940年大阪府生まれ。京都大学卒業後、1963年から2000年まで朝日新聞社勤務。主として経済記者。2001年から14年まで中国に滞在。ハルビン理工大学、広西師範大学や、自分でつくった塾で日本語を教える。現在、無職。唯一の肩書は「一般社団法人 健康・長寿国際交流協会 理事」
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